2001.01 System update notes
-- 2001年01月のシステム・アップデート・ノート
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2001.01.18 東京めたりっく通信 ADSL 開通
2001.01.16 ATケースパソコン ベッドサイドマシンに再構築
2001.01.12 Zaurus用パソコン連携キット CE-PCK1購入
2001.01.11 Happy Hacking Keyboard 購入

2001.01.18 東京めたりっく通信 ADSL 開通
 東京めたりっく通信の ADSL サービスが開通しました。

 東京めたりっく通信が提供しているDSLサービスはいくつかコースがありますが、僕が申し込みしたのは下り1.6Mbps、上り270kbps、ルータタイプのADSLモデムを使うFamily 1600というコースです。月額利用料金は8,000円ですが、2月から3月にかけて、Family 640とFamily 1600が統合され、月額5500円になるそうです。

 前日にNTTの局内工事というのがありましたが、これは工事前と後に電話がかかってくるだけです。今日は東京めたりっく通信の工事担当者がきましたが、スプリッタとADSLモデムを接続して、持参のノートパソコンでインターネット接続のチェックと、通話のチェックしてと、10〜15分くらいで終わりました。
 工事が終わった後、ノートパソコンで接続してみましたが、何も問題もなし。Webページのブラウズも確かに速くなりました。ftpでのダウンロードも 120Kバイト/秒と、INS64やOCNエコノミの10倍くらいの速度は出るようです。

 しかし、ネットワークの構成では困ったこともおきました。

ADSLモデム NetDSL1000
ADSLモデムから提供されたADSLモデム Arescom NetDSL1000

 ADSLモデムは ArescomNetDSL1000 というものが東京めたりっく通信から提供(レンタル)されてましたが、ユーザーによる設定の変更は一切できないのです。

 ADSLモデムのLAN側のIPアドレスは 192.168.1.0 が使われていて、もともと使っているうちのLANとかぶってしまいます。しかも、サブネットを切っていてユーザーのパソコンで使えるのは 192.168.1.2 〜 192.168.1.14 の13台までです。これでは、まったく足りないし、稼動中のパソコンの設定を変更するのは面倒くさくてやってられません。
 はっきりいって、これではどうにもこうにも使えません。
 救いはそのうちADSLモデムの設定変更ツールが東京めたりっく通信から提供されるという話です。

 しかし、それまで待っているのもアホらしいので、こっちで工夫することにしました。

 うちのLANは 192.168.1.0/24 を使っていますが、ほとんどのマシンは 192.168.1.16 よりも大きなIPアドレスを使っています。1台だけ、192.168.1.16よりも小さいなIPアドレスを使っていましたが、これさえ変更すれば、なんとかADSLモデムもうちのLANに収容できそうです。
 ということで、192.168.1.0/24 のネットワークとは別のセグメントに、192.168.1.0/28 というADSL用のネットワークを作りました。これならIPアドレスがかぶらないので、最小限の変更でADSLネットワークをうちにLANに接続できます。

 最初、Linuxマシンが ADSLモデムのDHCPサーバからのIPアドレスを取得してくれないものだからアセリました。
 ADSLモデムとLinuxマシンをケーブルで直結するとちゃんと動くので、ハブが怪しいということで調べていると。自分でもびっくりしたけど、まったく関係のないハブにケーブルを差し込んでいたことが判明。まさか僕もそんなマヌケなことをやっていたとは思わなかった…。
 とにかく、これで使えるようになりました。

 しかし、ADSLは確かに速くて快適ですが Webのブラウズだけなら、あまり実感できません。64kbpsのISDNや128kbpsのOCNエコノミーと比較しても、ちょこっと速くなっただけです。うちがキャッシュ付のプロクシサーバを使っていることも影響しているのかもしれませんが、Webページのブラウズだけなら、そんなに速くても意味なそうです。
 ただし、大きなファイルのダウンロードは、やっぱり速いです。これからは、Linuxの配布パッケージまるごとダウンロードとか、気兼ねなく出来ます。

 あとADSLの速度を生かすなら音声や動画といったストリーム系の再生ですね。
 64/128kbpsだとストリームの再生中に他のアプリやマシンがネットワークを使っているとブチブ切れていましたが、ADSLだと何やってようが滑らかに再生できそうです。

【参考資料】

東京めたりっく通信

http://www.metallic.co.jp/

Arescom

http://www.arescom.com/

 NetDSL1000 Series

http://www.arescom.com/NetDSL1000.htm

最近見たパソコン雑誌/書籍
C MAGAZINE 2001-2 (ソフトバンクパブリッシング)
I/O 2001-2 (工学社)
月刊アスキー 2001-2 (アスキー)
UNIXマガジン 2001-2 (アスキー)
Software Design 2001-2 (技術評論社)


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2001.01.16 ATケースパソコン ベッドサイドマシンに再構築
 これまで寝室でのWebブラウズにノートパソコンの mobio NXxavante)を使っていましたが、ち〜とマシンパワーが頼りなくなってきたので、これを置き換えることにしました。


ベッドサイド・パソコン
再構築したベッドサイ・パソコンではSmartVisionをいれてテレビも見れるようになった。ちなみにポインティング・デバイスはトラックボールです。

 Webを見るだけなら mobio NX でも特に不満はなかったのですが、17インチディスプレイをつけてちょいと解像度を上げるとなんか遅さが気になってきました。
 mobio NX の640×480ドットの液晶ディスプレイで使っていたときには気にならなかったのですが、17インチディスプレイを接続してあれもこれもできるのではないかと思うと、ちと MMX Pentium 120MHzの mobio NX ではパワー不足になったわけです。
 それと最近はテレビ番組の録画がすべてパソコン・ベースになって、LANで接続されているパソコンであればどこでも録画したビデオを再生できようになりまして、これも mobio NX ではきついというのが大きかったのです。
 それでまぁ、ATケースやらパーツ一式は余っているので、新しくベットサイド・パソコンを組み立てることにしました。

 マザーボードは昨年末に買ったZIDAの BXv98-CU/V693 を使おうとATケースをふと開けてみると、すでにマザーボードが入っています。僕はてっきりPentoum Proマザーボードが入っていると思っていたのですが、よく見るとSlot-1でCPUにはCeleronが装着されています。
 入っていたマザーボードは GIGABYTEGA-6BA でした。GA-6BAは別のマシンで使っているものとばかり思っていましたが、こんなところに余っていたとは…。確かに点検してみると、GA-6BAは使っている形跡はなく、ここに余っていたのが正解でした。
 すっかり忘れていたけど、まいいや。

 それで、マザーボードはGA-6BAのままでいいやと、CPU は Celeron 566MHz、10GバイトのIDEハードディスク、CD-ROMはATAPI 4倍速4連装のNAKAMICHI MJ-4.4、ビデオカードはMatrox G400 DualHead、サウンドは Creative SoundBlaster32、ついでにTVチューナ付ビデオキャプチャカードとしてNEC SmartVision を取り付けました。
 ちなみに、ホスト名は fagot と命名しました(fagot)。

 しかし、TVチューナ付ビデオキャプチャカードのSmartVision(PK-UG-X24) を取り付けたことで、このマシンもテレビが見れて、録画もできるようになりました。たまに放映時間が重なって2つ同時に録画したいことがあったのですが、これで対応できます。
 メインのテレビ録画環境は MegaVi TV → WinDVR と変更してから SmartVision は使っていなかったのですが、念のため NEC のサイトにドライバ/アプリケーションは更新されていないかとチェックしておきました。
 そしたら、2000年12月27日にテレビ番組表アップデートモジュールというのが登録されていました。  不都合の修正には、

  • 年をまたがる番組表データを受信した場合、番組表を表示する日付設定が変更不可能になる。
  • スタンバイ状態からテレビ番組表の録画予約が出来ない。
  • 番組表データを受信した日から1週間経過した場合、テレビ番組表起動時にエラーが発生する。
というのがありました。3番目なんてようするに1週間経過したら、テレビ番組表を起動しようとするとかなずエラーになるということで、よくこんなの今まで放っておいたよな。テレビ番組表は新しい番組表データを受信すると再起動するので、これで1日1回かならずかっとんでいたのです。
 しかし、改善された点として、
  • タイムアジャスト機能でパソコン時刻の自動調整を可能とした
  • 予約録画の間隔を6分間隔から間隔を空けないで予約可能とした
こういうのもあり、けっこう使えるようになったようです。

 しかし、SmartVisionのアップデートモジュールはNECの121ware.comというサイトに登録されていますが、ここセッション管理みたいなことやってるから中のページへのリンクがしにくい。

【参考資料】

GIGABYTE

http://www.gigabyte.co.jp/

NEC

http://www.nec.co.jp/

 121ware.com

http://121ware.com/

最近見たパソコン雑誌/書籍
PC Japan 2001-2 (ソフトバンクパブリッシング)
DOS/V magazine 2001-2/1 (ソフトバンクパブリッシング)


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2001.01.12 Zaurus用パソコン連携キット CE-PCK1購入

USBケーブル CE-175TU
パソコン連携キットCE-PCK1に同梱されているUSBケーブル CE-175TU

 SHARPの Zaurus 用のパソコン連携キットCE-PCK1を買ってきました。

 実は Zaurus とパソコンで、何かデータのやりとりをするってことは普段はほとんどありません。たまにパソコンでダウンロードしたZaurus用のMOREソフトを転送するくらいなものです。ただ、インターネットに接続してしまえばメールを使ってデータの転送はできる、スケジューラはこのサイトで立ち上げているPIMサービスで共有できるから、インターネットを介した連携は行っています。

 それでは、なんでパソコン連携キットを買ったかというと、Mobile Trading Zaurus MI-TR1 (関連記事-1関連記事-2)を買ってから使わなくなった Power Zaurus MI-C1(関連記事-1関連記事-2)で録音した音声データを転送するためです。普段はMI-TR1をメインで使っていますが、MI-C1はときどきボイスレコーダとして使うようになりました。パソコン連携キットのザウルスパワーコネクションを使えばZaurusで録音した音声データをWAVEファイルとしてパソコンに転送することができるのです。

 パソコン連携キットCE-PCK1は、パソコンとZaurus を USB接続するケーブル CE-175TU と、ザウルスパワーコネクション等の必要なソフトが収録されているキットです。これを使うとインターネットライプラリ、MOREソフト、表計算、ワープロ、ボイスレコーダ、メール、アドレス帳、スケジュール等のデータをパソコンとZaurusとの間でやりとりできます。ただし、扱うデータによっては一方にしか転送できないものもあります。
 最初に書いたようにパソコン連携キット MI-C1用に買ったものですが、MI-TR1でもちゃんと使えています。


ザウルスパワーコネクション
パソコン連携用ソフト『ザウルスパワーコネクション』。インストールするとWindowsに特殊フォルダを作成して利用できる。

 パソコン連携キットに収録されているザウルスパワーコネクションは Windows 2000 にも対応しているし、機能的にはなかなかよく出来たソフトなんですが、Windows にいすわってしまうのがいただけません。
 ザウルスパワーコネクションをパソコンにインストールすると、右の写真のようにマイコンピュータやエクスプローラに特殊なフォルダを作成していすわります。

 パソコンを使っている間、ずっと必要とか頻繁に利用するならこういう手法も悪いとは思いませんけど、Zaurusとパソコンを接続してデータのやりとりを行う時間はごく短時間です。Zaurusを接続していないときも、このフォルダはずっとそのままです。
 正直、うっとおしいし、インストールするのもイヤな感じです。

 頼むからZaurusを接続していないときには消えてくれ。

【参考資料】

SHARP

http://www.sharp.co.jp/

 ザウルス インフォメーション

http://info.zaurusworld.ne.jp/

 Sharp Space Town for Zaurus

http://www.zaurusworld.ne.jp/

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2001.01.11 Happy Hacking Keyboard 購入
 正月に九州に帰省したのは久しぶりですが、向こうでOCNエコノミー用のサーバーを入れ換えて、PCを新しく導入してと、色々とセッティングしてきました。
 いつのまにか九州で稼動しているPCも10台に増えていて、LANやらの設定も変更が入るとそれなりに大変です。

 それはともかく、九州のパソコンショップにPFUHappy Hacking Keyboard(PD-KB02) が新古品で安く出ていたので1個買ってきました。

Happy Hacking Keyboard 2
Happy Hacking Keyboard (PD-KB02)

 Happy Hacking Keyboard は通常のキーボードと同等のキーピッチ(19.05mm)を確保していながらキーの数は必要最小限の60個だけにおさえてあるので、非常にコンパクトに仕上がっています。
 また、Happy Hacking Keyboard は接続ケーブルを変更することで PC/AT互換機、SPARCstation、Macintosh と複数の機種に対応できます。僕が購入した Happy Hacking Keyboard にはSPARCstation Sun接続用のケーブルしか付いていなかったのですが(それでちょいと安かったのか?)、手持ちのPS/2キーボード/マウスの延長ケーブルで代用して使えています。
 キー配列は Sun Type3キーボード配列にならったUNIXキー配列を採用していることもあって、UNIXユーザーに人気が高いようです。
 写真を見て気が付くと思いますが、Happy Hacking Keyboard にはカーソルキーはありません。カーソルやPageUp/Down、Home、End、ファンクションキー等はノートパソコンのキーボードと同じようにFnキーと組み合わせて使います。
 カーソルキーすらないので Windowsユーザーには使いにくいかもしれませんが、UNIX環境で使うには無駄なキーがないのでよさそうです。
 ただ、僕はローマ字入力できないヤツなんで、常用の日本語入力キーボードとしては使うことはなさそうです。

【参考資料】

PFU

http://www.pfu.co.jp/

 Happy Hacking World

http://www.pfu.co.jp/hhkeyboard/

最近見たパソコン雑誌/書籍
UNIX USER 2001-2 (ソフトバンクパブリッシング)
日経Linux 2001-2 (日経BP社)


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