1999.02 System update notes
-- 1999年02月のシステム・アップデート・ノート
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このページの記事一覧
1999.02.09 Visual Studio 6.0 購入、NT 4.0 SP4インストール
1999.02.06 ページプリンタ OKI MICROLINE 12n 到着
1999.02.05 8.4G 外付 HDD不調、9.1Gバイト SCSI HDD 購入
1999.02.01 8.4G 外付 HDD購入、Windows NT SP4 インストール

1999.02.09  Visual Studio 6.0 購入、NT 4.0 SP4インストール

 Micorsoft の開発キット Microsoft Visual Studio 6.0 Enterprise Edition を購入しました。
 本当は Visual C++ があればいいので Enterprise Edition である必要はなかったのですが、なんとなく Enterprise Edition になってしまいました。

 それで、Visual Studio 6.0 をインストールする準備で、従来の Visual C++ 4.2 をアンインストールして、このさい使いそうにないアプリケーションを削除していたら、Windows NT が不安定になってしまいました。
 ディスクをからからとアクセスしたかと思うと、デスクトップやエクスプローラが操作不能になります。しばらく待っていれば他のアプリケーションに切り替えるて操作することはできますが、エクスプローラは操作不能のままです。いったんログアウトするかエクスプローラのプロセスを殺せば復帰できるのですが、やっぱ怖い。前からときどきおこっていた現象なんですが、やたら頻繁に起こるようになっちまいました。

 それでどうせ問題を抱えているのなら、ということで Service Pack 4 を当てることにしました。もちろん、Service Pack 4 を当てる前にバックアップはとりましたが。このマシンのハードディスクは容量が 10Gバイトあってバックアップを CD-Rに焼くのは大変なんで、DDS2ドライブ(DAT)を使いました。
 また、Windows NT のシステムが格納されているハードディスクは何回か Partition Magic や DriveImage を使って拡張したり移行したせいか、システムファイルがぶちぶちに断片化してしまっています。このシステムファイルは断片化は Windows NT 用のデフラグソフト Diskeeper を使っても断片化は解消できないようです。
 でも、これも気持ち悪いので ハードディスクを別の Windows NT マシンに接続して、ファイルをすべて複写しなおすことでシステムファイルの断片化を無くしました。
 このあたりの作業はへたするとシステムをふっ飛ばしかねない危ない作業だったのですが、なんとかうまくいったようです。

 これで主力の Windows NT Workstation 4.0 マシン(draken)にも Service Pack 4 があたり、システムファイルの断片化も解決できました。後は安定してくれればいいのですが、これはしばらく様子を見ないとわかりません。

 肝心の Visual Studio 6.0 のほうは、また暇を見てインストールしようと思います。

***

 世間では Linux の新カーネル 2.2.1 が出たと騒がれていますが、うちはやっとこ 2.0.36 に上げました。
 実は新カーネルの 2.2.1 も入れてみようとカーネルのコンパイルまではしたのですが、起動時にモジュールのロードに失敗しているようです。ベースは Slackware 3.4.0 なんですが、とりあえずモジュール関連のユーティリティもバージョンアップしなければならないようです。他にも入れ替えなければならないパッケージがありそうで、ちと面倒臭そうだったので 2.2.1 への移行は中断しました。
 その時にうちのカーネルはまだ 2.0.35 だったのですが、せめてということで 2.0.36 上げといたわけです。
 2.0.36 に上げたのはサブの Linux マシン(arnhem)で、OCN エコノミー用のサーバーとして使っている Linux マシン(intruder)のカーネルはまだ 2.0.33 です。

【参考資料】

Microsoft

http://www.microsoft.com/

Microsoft (japan)

http://www.microsoft.com/japan/

 Visual Studio

http://www.microsoft.com/japan/developer/vstudio/prodinfo.htm

最近見たパソコン雑誌/書籍

PC WAVE 1999-3 (ラッセル出版社)

  • 特集 ノートにつなぐ周辺機器
  • 特集 BeOS R4Jの使いこなし
  • UNIX USER 1999-3 (ソフトバンク

  • 特集
    FreeBSD 2.2.8でいこう
    FreeBSDの最新安定版、2.2.8-RELEASEをインストール!
  • 連載 Linuxびっくり箱/mp3で音楽三昧
  • PC WORLD JAPAN 1999-3 (IDGコミュニケーションズ

  • 特集1 自作だからできる超格安豪華パソコン! 自作だから安心、育てるパソコン!
    自作パソコン自由自在
  • 特集2 徹底大検証!!
    どこまで使えるUSB
  • 特別企画 用途・目的別のおすすめソフトはコレだ!!
    使えるフリーソフトで作る快適デスクトップ環境



  • 1999.02.06  ページプリンタ OKI MICROLINE 12n 到着

     先日( 関連記事)購入したページプリンタ、OKI MICROLINE 12n が届きました。

     最初は4〜5万円くらいの低価格ページプリンタを買おうかと思っていて色々と調べていたのですが、そのくらいのクラスだと印刷速度は 6〜8ppm くらいのようです。うちで使っているインクジェットプリンタ EPSON MJ-930C は A4 モノクロなら 5ppm は出るので、6〜8ppmでは大して変わりません。また、ネットワークプリンタとして使いたかったのですが、オプションのネットワークインターフェースがやたら高いので、いったんはページプリンタを購入するのはやめようと思いました。

     しかし、秋葉原でショップを回っているとネットワークインターフェース(10Base-T)標準装備のページプリンタ MICROLINE 12n がけっこう安かったので、これを買ってしまったというわけです。印刷速度も 12ppm と4〜5万クラスのページプリンタよりは上です。

     MICROLINE 12n は標準で 4Mバイトのメモリがが載っており通常はこれで十分だと思いますが、72ピン SIMM で拡張できそうだったので余っている 8Mバイトの SIMM を突っ込んでみました。メーカーは純正の拡張メモリ以外は保証していませんが、ちゃんと認識して使えているようです。

     うちでは3〜4年前ではプリンタはほとんど使ってなくて、年に数回くらいしかプリンタは使っていなかったと思います。それが最近はだんだんと紙の使用量が増えてきました。

     何を印刷しているかというと、インターネットを使って入手できる資料やマニュアルの類です。ただのテキストファイルなら印刷しなくても見にくいことはないのですが、html や Acrobat PDF ファイルになっているとディスプレイ上では見にくくてしようがない。
     html や PDF そのものは便利なものだと思うのですが、ドキュメントの規模が大きくなるとディスプレイ上での閲覧はつらいような気がします。閲覧ソフトによっては状況が違うのかもしれませんが、特に気に入らないのがページ単位の構成になっていることです。単なるテキストファイルで書かれたドキュメントでも、印刷することを前提にページ送りが入っていようなものは嫌いです。、
     紙の都合で勝手にページを区切られるとディスプレイ上では自在にスクロールできるという利点が生かせません。

    【参考資料】

    OKI 沖データ

    http://www.okidata.co.jp/

     MICROLINE 12n

    http://okidata.omnics.co.jp:80/ML12n/ml12n.html



    1999.02.05  8.4G 外付 HDD不調、9.1Gバイト SCSI HDD 購入

     先日( 関連記事)購入した I・O DATA の外付 SCSI ハードディスク(といいながら中身は IDEドライブを採用している) HDVS-UM8.4G を ファイルサーバー(marree)に接続したのですが、不調です。

     ドライブは認識しているのですが、ディスクアドミニストレータからフォーマットすると途中でエラーではじかれてしまいます。別のマシンに接続するとちゃんとフォーマットは完了して使えましたので SCSI ケーブルの品質の問題でひっかかっているのだと思います。
     HDVS-UM8.4G マニュアルによると、なるべくアクティブターミネータ(終端抵抗)に近い場所に接続してくださいとか、 SCSI機器の接続台数が 4〜7台ならケーブル長は 1.5m まで、といかった記述がありますから、ケーブルの品質はかなり問題になるようです。うちのファイルサーバーは既に7台フルにSCSIハードディスクが接続されています。

     手元にちょうどいいアクティブターミネータや SCSIケーブルががなかったので夕方から秋葉原に出かけて調達してきました。また、HDVS-UM8.4G がダメだった場合に備えて、今度は本当の SCSIハードディスク IBMDDRS-39130 も購入しておきました。

     まず、DDRS-39130 のほうを接続してチェックしてみましたが、こっちは何事もなく使えました。
     それで、HDVS-UM8.4G のほうはケーブルをなるべく短いものに交換して、アクティブターミネータに一番近くなるように終端に接続してと対策すると、一応はちゃんとフォーマットして使えるようになりました。
     ですが、品質の面では不安は残るのでファイルサーバーには DDRS-39130 を使って、HDVS-UM8.4G は別のマシンにまわそうと思います。

     ちなみに、ファイルサーバーのハードディスク増設が必要になったのは、CD-ROMサーバーにセットしている CD-ROMがそろそろ飽和しかけているためです。うちの CD-ROMサーバーには 20枚の CD-ROMをセットできるのですが、19枚まで使っていてあと1枚しか追加できません。
     CD-ROMドライブを追加してもいいのですが、速度が欲しい用途の CD-ROM内容をファイルサーバーに複写して使おうと思いまして、ハードディスクを増設しようと考えたわけです。
     8Gバイトあれば 640Mバイトの CD-ROM内容 が単純計算で 12枚は複写できますから、当面はなんとかなるでしょう。

    【参考資料】

    I・O DATA

    http://www.iodata.co.jp/

     Multi Drive機能搭載Ultra SCSI対応外付型ハードディスク

    http://www.iodata.co.jp/products/hdd-scsi/hdvsum.htm

    IBM (japan)

    http://www.ibm.co.jp/

     ストレージ

    http://www.ibm.co.jp/oemj/storage/index.html

    IBM (usa)

    http://www.ibm.com/

     Models DDRS-34560 & DDRS-39130

    http://www.storage.ibm.com/storage/techsup/hddtech/ddrs/ddrstek.htm



    1999.02.01  8.4G 外付 HDD購入、Windows NT SP4 インストール

     覚悟を決めて昨日インストールしたばかりの Windows NT Server 4.0 に Service Pack 4 を当てました( 関連記事)。

     2000年問題の対応とやらで、Internet Explorer 4.0 SP1 とか、Outlook Express とかインストールされちゃったのだけど、なんでファイル/プリントサーバーにブラウザやらニュースリーダー/メーラーをインストールしなければならないか…。こんなもん(うちのサーバーでは)絶対使わないのに。

     でもとにかく、何事もなく動作しているようです。
     しかし、主力デスクトップ機の Windows NT Workstation 4.0 は Service Pack 4 は当てていません。こいつはもうちょっと様子を見るつもりです。

     夕方、秋葉原に出かけて外付けの 8.4Gバイト SCSI ハードディスクと、とある周辺機器を購入しました。とある周辺機器は重さ 10kg あってテイクアウトはしんどそうだったので配送してもらうことにしました。週末には届くので紹介はそのときに。

     ハードディスクのほうは I・O DATAHDVS-UM8.4G という製品で、SCSI で 外付で容量 8.4Gバイトの割に値段が安かったのでなんとなく買ってしまいました。レジに持っていったときに、『Multi Drive 機能搭載』とかって文字が見えたのですが、よくわからんまま買ってしまいました(ニュースリリースで見た記憶はあるのだけど)。

     うちに帰ってよくよく見てみると、Multi Drive 機能というのはハードディスクを2つの領域に分割して、2台のハードディスクとして使える機能のようです。普通の1台のハードディスクとして利用することも可能ですが、容量が半分づつの2台のハードディスクとして使うこともできるわけです。2台分として利用するときは、片方だけ有効にしたり、前後の順番を入れ替えることも可能のようです。2台分として利用する場合には、SCSI ID を2つ使いますので、パソコン側からは完全に独立した2台のハードディスクとして見えます。

     SCSI ハードディスクのくせにおもろい機能つけよるなぁとか思って、分解してみて判明。中に収まっていたハードディスクは IDE ドライブでした

     ハードディスクは富士通の MPC3084AT という IDEドライブで、I・O DATA が開発したらしいチップが載った基板があって、こいつが IDE → SCSI の変換をやっているみたいです。
     SCSI ドライブにしては安いと思っていたのだけど、そんな仕掛けだったとは…。

     確かにどうせ IDE → SCSIの変換に後付けのコントローラを搭載するなら、多少の付加機能を付けてもコストは変わらないだろうから悪くないような気がします(その付加機能が役に立つどうかはまた別ですが)。
     メルコ では IDEドライブを SCSI として接続することを Ultra SDAT 技術と呼んでいるようですが、I・Oデータのこのハードディスクも同じようなことをやっているのでしょう。ちなみに、うちのファイルサーバーは Ultra SDAT 機能を搭載した SCSIカードを使っています( 関連記事-1 関連記事-2 関連記事-3)。

     この外付ハードディスクはファイルサーバーに接続して使う予定なんですが、そのマシンには Ultra SDAT 機能搭載の SCSIカードがついているから、SCSIに IDEドライブが2台もつく形になってしまいます。
     別にちゃんと動けばいいのだけど、なんか変な感じが…。

    【参考資料】

    I・O DATA

    http://www.iodata.co.jp/

     Multi Drive機能搭載Ultra SCSI対応外付型ハードディスク

    http://www.iodata.co.jp/products/hdd-scsi/hdvsum.htm

    メルコ

    http://www.melcoinc.co.jp/


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