2004.02 System update notes
-- 2004年02月のシステム・アップデート・ノート
[→PREV][→NEXT]
[←BACK][↑HOME]
bar
[→ Profile][→ System update notes][→ Computer at random][→ BBS][→ Software library][→ Index page]

このページの記事一覧
2004.02.29 今月のアフターフォロー(2004-02)
2004.02.05 GbEスイッチングハブ バッファロー LSW-GT-8C


2004.02.29 今月のアフターフォロー(2004-02)
 部屋の改修工事が終わってから1ヶ月が経とうというのに荷物がまったく片付きません。
 また決算やら確定申告やらあって、あまりPC関係をいじっている時間はありませんでした。

 それはともかく本屋でPC雑誌を見ていたら(PC Japanだったと思う)、ネットワークブート用のサーバマシンを作るといった記事がありました。前々からいつかはネットワークブートできる環境を用意しておきたいと思っていたのですが、とりあえずはフロッピィディスクやCD-ROMからのブートで事足りていたので手を出していませんでした。
 最近ではネットワークワークブートできるパソコンもけっこうあるので、この機会に環境を整えておくことにしました。

 ネットワークブートにも色々な方法があるようですが、PXE(Preboot eXecution Environment)対応のネットワークカードを使う方法を試しました。
 クライアント側は最近のLAN機能を内蔵したパソコンならたいてい対応しているようです。PXEはINTELが提案しているWfM (Wired for Management)で必要な機能とされているので、ブートROMの載ったINTELのLANカードでもたいてい対応しています(WfMはネットワークを通じてPCや周辺機器を管理する構想)

 サーバ側にはDHCPサーバ、BOOTPサーバ、TFTPサーバ等が必要です。ソフトはすべてLinuxで揃うのですが、うちのネットワークではDHCPサーバがWindowsサーバ(draken III)で動いています。それでDHCPサーバがWindowsマシン、その他はLinuxサーバを使うという構成になります。
 Linux環境でのネットワークブートについては解説しているWebページがたくさんあり簡単そうなのですが、Windowsサーバ標準のDHCPサーバを使う場合の設定がよくわからなかったのでちょっと苦労しました。
 DHCPサーバについての設定は、「017 ルートパス」、「043 ベンダ固有情報」、「060 PXEClient」、「066 ブート サーバ ホスト名」、「067 ブート ファイル名」、「135 bpbatch option」、を追加しました。
 「043 ベンダ固有情報」と「060 PXEClient」はPXEのために必要なオプションで、「135 bpbatch option」はBpBatch用のオプションです。
 BpBatchはネットワーク用ツールで、ブートローダになります。実際のブートイメージはDOSの起動フロッピィディスクディスクから適当に作って、TFTPサーバに格納しておきました。
 これで一応、HP/Compaqノートパソコン(raptor)、GIGABYTE GA-8IPE1000 Pro2(wiluna IV)でのネットワークブートには成功しました。

 NFSサーバを用意すればディスクレスマシンでLinuxを動かすようなことも可能ですが、DOS環境があればとりあえず障害復旧やバックアップには十分です。
 今のところ単にDOSがブートするだけですが、MS Lanマネージャが使えるようにしておればバックアップやOSのインストールに利用できるでしょう。


【参考資料】

○BpBatch

http://www.bpbatch.org/

  この記事へのコメント
コメントはありません。


名前 内容 -7887-を右に入力
 名前は10文字、内容は100文字以内で入力してください(半角の場合は倍の文字数まで)。
 もっと長いコメントや感想は掲示板(BBS)に投稿してください。

2004.02.05 GbEスイッチングハブ バッファロー LSW-GT-8C
 2002年7月(関連記事)に1000Base-T GbE(Gigabit Ethernet)を導入して、昨年は8ポート スイッチングハブをもうひとつ追加しましたが、1000Base-Tに対応したマシンが増えてきたので、ハブのポートが一杯になってきました。

BUFFALO LSW-GT-8C
BUFFALO LSW-GT-8C

 現在、1000Base-T対応のスイッチングハブは8ポート×2台の16ポートありますが、他のハブやお互いをカスケード接続しなければならないので、すべてのポートがPC接続用に利用できるわけではありません。今のところポート数は足りてはいるのですけど部屋のレイアウトとPCの設置場所の問題もあって、もう一台1000Base-T対応ハブを追加することにしました。

 それで購入したのがバッファロー(メルコ)の1000/100/10M 8ポート スイッチングハブ LSW-GT-8C です。一気に16ポート ハブを買おうかとも思ったのですが、16ポートになると高くなるので安価に入手できる8ポート ハブにしておきました。

 LSW-GT-8Cはネットワーク転送効率の向上が期待できるJumbo Frameにも対応しています。ただ、Jumbo Frameに対応していないホストと混在して利用する場合、どうなるかわからないので今のところは利用していません。

***


IO DATA WN-G54/U2
I・O DATA WN-G54/U2

 そういえば先月購入したI・O DATAのUSB 2.0対応 IEEE802.11g/b 無線LANアダプタ WN-G54/U2 ですが、バッファローの無線LAN対応ルータWBR-G54(関連記事)に接続してちゃんと動いているようです。

 ノートパソコンではPCカードの無線LANカードを使えばいいのですが、デスクトップ マシンでLANケーブルを引き回すのが面倒なときに使おうかと思って買ってみました。

 写真で見ると斜めに立てたスタンドを使っているのはかっこよくみえますが、実際のスタンドは透明のプラスチックで安っぽさ満載です(スタンドは取り外せるからいいのですけど)

 このところ無線LAN関係はチェックしていなかったので後から知ったのですけど、PLANEXの小型スティックタイプIEEE802.11g対応無線LANアダプタ GW-US54Gでもよかったかも。

【参考資料】

バッファロー(メルコ)

http://www.melcoinc.co.jp/

I・O DATA

http://www.iodata.co.jp/

PLANEX COMMUNICATIONS

http://www.planex.co.jp/

 GW-US54G

http://www.planex.co.jp/product/bwave/gwus54g.shtml

  この記事へのコメント
コメントはありません。


名前 内容 -6150-を右に入力
 名前は10文字、内容は100文字以内で入力してください(半角の場合は倍の文字数まで)。
 もっと長いコメントや感想は掲示板(BBS)に投稿してください。

bar
[→PREV][→NEXT]
[←BACK][↑HOME]
PAGE HIT: 00011289  外部へのリンクはページ制作時のものです(後日、修正する場合もあります)。URL が変更されたりページが削除された場合はリンクが切れている可能性がありますがご了承ください。