2003.01 System update notes
-- 2003年01月のシステム・アップデート・ノート
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2003.01.31 802.11g 54Mbps 無線LAN Melco WBR-G54/P 購入
2003.01.14 Windows 2000,Unknown Hard Error

2003.01.31 802.11g 54Mbps 無線LAN Melco WBR-G54/P 購入
 Melcoが54Mbps IEEE802.11g(現時点ではドラフト段階で正式承認は5月の予定だそうですが)に対応した無線LAN製品を出したので、さっそく買ってみました。

Melco WBR-G54/P
Melco WBR-G54/P

 今回買ったのは、2.4GHz・54Mbps無線LAN AirStationセキュリティBroadBandルータモデル WBR-G54 と、CardBus用無線LANカード WLI-CB-G54 が1枚セットになった WBR-G54/P という製品です。
 現在の無線の主流はIEEE802.11b で、54Mbpsに対応した次の主流はIEEE802.11aとIEEE802.11gのどっちがくるのか、よくわかりません。
 去年まではIEEE802.11aのほうが優勢かと思っていましたが、IEEE802.11aは5.4GHz帯を使いIEEE802.11bの2.4GHz帯とは異なります。それで、IEEE802.11a/bのコンボが主流になるかと思っていたのですが、IEEE802.11bと同じ2.4GHz帯を使うIEEE802.11gのほうがコスト面では有利なようです(まぁ、安ければIEEE02.11a/b/gすべて対応したコンボとかでもいいのだけど)。

 そんなこともありますが、とりあえず WBR-G54/P は安かったので1つ持っていてもいいだろうと踏み切りました。

 まずは、自作のnetspeed(プログラムは掲示板 BBS からダウンロード可能)で速度を計測してみました。ノートパソコン(mystere)に無線LANカードを取り付けて、AirStationはアドレス変換を無効にしてローカルルータとして使いLANに接続、フィルタ類もすべて無効にしました(どうせうちではブロードバンドルータとしては使う予定はないし)。また、AirStationとの距離は数十cmで、電波状態はほぼ100%の状態で計測しています。
 この状態で、LANの他のマシンとデータ転送して速度を測りましたが、最大で22Mbpsほど出ているようです。ただし、多少取りこぼしがあるので、取りこぼしがない状態では16Mbps程度です。Windowsの共有ドライブを使って、ファイルの複写とかすると14Mbpsくらい出てます。

netspeedの計測結果。
WEP プロトコル 速度
有効 UDP 21.7Mbps
有効 TCP 15.6Mbps
無効 UDP 22.6Mbps
無効 TCP 16.3Mbps

 WEPによる暗号化は有効でも無効でも速度にほとんど影響しないようです(何故か、WEPを有効にしたほうがちょっと速いのだけど)。

 まぁ、論理値の半分くらいの速度があれば上等ですけど、もうちょっと出て欲しい気もします(デスクトップがGigabitEthernetに移行したから余計に)。しかし、テストに使ったノートパソコン(Pentium II 400MHzとちよっと非力だし)やAirStationのほうにボトルネックがある可能性もありますけど、とりあえずはIEEE802.11bの11Mbps以上の速度が出るのは間違いないようです。

 しかし、初めて導入したIEEE802.11b 無線LAN(関連記事)は、ほぼ3年間使ったことになりますけど、アクセスポイントのほうはこれで引退できます。

 AirStation はブロードバンドルータとして使う予定はなかったのですけど、単なるアクセスポイントと違ってネットワークセグメントを分けたりフィルタリングできます。最初は単なるアクセスポイントでいいのにと思っていましたが、ローカルルータとして使えるのならけっこうメリットはありそうです。
 まだ、どんなふうに無線LANをLANに接続するか決めていないのですけど、おそらく無線LAN接続ホストはネットワークセグメントを分けて、LANにアクセスするときはVPN(PPTP)を利用する形にしようかと思っています。

【参考資料】

MELCO

http://www.melcoinc.co.jp/

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2003.01.14 Windows 2000,Unknown Hard Error
 CD/DVD書き込み用のWindows 2000 マシン(wiluna II)が、Unknown Hard Error が出て、起動しなくなってしまいました。
 こういうのは普通は何かハードウェアを追加したり、ドライバを更新したときに起こるのですけど、前回起動したときから、そんなところいじった覚えはないのです。しかし、よくよく考えると、正月から2週間くらい電源いれっぱなしで再起動すら一度もしてなかったので、何かいじったとしても覚えていない…。

 一応、セーフモードでは起動するので致命傷ではなさそうですけど、とにかく Unknown なんていわれちゃ原因はさっぱりわかりません。

 とりあえず、CPU/メモリ/電源ユニット/ドライブ類、ビデオ/サウンド/SCSI/USB2.0等の拡張カード、思いつく限り交換したり外ししたりして試しましたが、まったく直りません。
 マザーボード自体がいかれている可能性もありますけど、他のOSはちゃんと動くので、このマシンにインストールしたWindows 2000が何かおかしいようです。
 こりゃ、OSを入れなおすしかないけど、アプリや環境をゼロから再構築するのはたまらんので、まずは修復セットアップ(関連記事)を試してみましたが、これであっさりと起動しました。

 それで、いろいろいじったついでに、ハードウェア構成を少し変更しました。
 SCSIはもういらないだろうと、SCSIカード Adaptec AHA-2940(これも長く使ったなぁ)とSCSI接続CD-ROM TEAC CDR-S58Sを外しました。
 このマシンにはCD-ROMドライブが4台接続されていて、PrimoCDで複数同時書き込み(関連記事)とかたまにやっていたのですが、DVDマルチドライブ(関連記事)を買ってからそういう使い方はしなくなりました。CD-Rだと容量が少ないから複数毎に分けて書きこむ必要があったのですが、DVDになってから1枚で済むようになったのです。


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