-- 1998年07月のシステム・アップデート・ノート |
1998.07.27 | CD-R 書き込み環境を Windows NT 4.0 に |
CD-R書き込み環境として使っていた OS を Windows NT Workstation 3.51 から Windows NT 4.0 Workstation に変更しました(以下、NT 3.51 と NT 4.0 と表記します)。
NT 3.51 は CD-R書き込み環境としては安定していて最高だったのですが、joliet 形式で焼いたCD-ROMの長いファイル名が読めないのと、NT 3.51 でデフラグが実行できないのが難点でした(NT 3.51用のデフラグツールもあるみたいだけど)。
久しぶりに Windows NT のインストールをしましたが、ビデオカード用のドライバが Windows 95 用のものが誤って入ってしまったらしく(ハードディスクの中にいっしょ格納しておいたの)、再起動するたびに新しいデバイスを発見してドライバをインストールしようとします。レジストリのそれらしいところを調べてみましたが、よくわからんし面倒だったのでもっかいインストールし直しました。
Windows NT 3.51 ではワーク用のドライブにストライプセットを使っていたのですが、問題はこの環境がきちんと Windows NT 4.0 にもっていけるかどうかです。NT 3.51 からアップグレードすることも可能ですが NT 4.0 は別のハードディスクに新規インストールしています。
しかし、いったん Windows NT 4.0 からネットワーク(Windows NT Server のドメイン)にログオンすると、Windows NT 3.51 からはパスワードが違うとかいってログオンできなくなりました。どうも同じマシンで異なるバージョンの Windows NT を使ってログオンするのはだめなようです。
この点、Windows 95/98 はセキュリティのことは何も考えていないだけあってOSを換えてもネットワークカードを換えてもさっくしログオンできています。
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1998.07.25 | Windows 98 + Plus! 98、SB AWE64 (bulk) 購入 |
午後から秋葉原にいって、Windows 98 アップグレード版と Plus! 98 を買ってきました。
ほんでま、とりあえず昨日 Windows 98 を入れたマシンに Plus! 98 をインストールしてみました。
Windows 95 用の Plus! はシステムエージェントを使いたいためにいつもインストールしていましたが、Windows 98 はタスクスケジューラという名前でシステムエージェントの機能は標準でついてきます。ドライブスペース3も Windows 95 OSR2 以降から標準でつていきますし、特に Plus! 98 は必要なかったのですが、とりあえずどんなもんかと入れてました。
多少使えそうなのは、McAfree の ウイルス検出ツールと、圧縮フォルダですかね。
んでもっていきおいで mobio NX にも Windows 98 をインストールしました。
いや、Windows 98 のインストールは意外とさくっと終わったのです。
うちの mobio NX のパーティションはCドライブが 510Mバイト、残りすべてがDドライブで約1Gバイトに切られています(Dドライブには圧縮ドライブを作成して実際にはHドライブとして使っています)。
しょ〜がないから、いわれたままにDドライブに空きを作りました。Dドライブは圧縮ドライブ用のボリュームファイルしか置いてないから、まず圧縮ドライブを縮小し、ついでにDドライブに400Mバイトの空きを作ってWindows 98 のセットアップファイル(CABファイル等)一式は、このDドライブに複写しておきました。って簡単に書いてますけど、圧縮ドライブを縮小しようとすると、デフラグが勝手に始まりこれでけっこう時間はかかっています。
これでめでたく mobio NX は Windows 98 マシンとなったのでした。
縮小した圧縮ドライブを拡張して元に戻そうと思ったら、戻らない。
圧縮ドライブは約 1.7Gバイト使っていて、Dドライブには 400Mバイトの空きがあるのですが、何故かDドライブに 300Mバイト以上の空きを残してくれます。さっきまでDドライブの容量すべてを圧縮ドライブに使ったとったやんけ。Dドライブなんぞ使うつもりはないんだから、300Mバイトを圧縮ドライブに返せ!!
ここでデフラグかけたり、アンマウントしてみたり、色々とやりましたが、どうやら圧縮ドライブは実質容量が 2.0Gバイトを超えてしまうと、それ以上は拡張してくれないようです。うちの場合、すでに 1.7Gバイト使っていて、すぐに制限に引っかかってしまうようです。
それでその後、NECが配布しているサポートキットを使って、ディスプレイやサウンドやらのドライバをアップデートして、BIOSもアップデートしておきました(BIOS をアップデートすると起動時の NEC のロゴが変わりました)。
あとは、アンインストールしたアプリケーションを再インストールして、アップグレート作業は無事終了です。
やっぱ、アップグレードインストールなんてやるもんじゃないよなぁ。最初から新規インストールしたほうが速くて楽だったかも。
最悪、アップグレードインストールに失敗してハードディスクの内容を飛ばしてしまっても、元に戻す手段はちゃんと用意してるから多少の無茶はできますけど。
【参考資料】 ○Microsoft -- Windows 98 Home Page → http://www.microsoft.com/japan/win98/Windows 98 アップグレードインフォメーション → http://www.microsoft.com/japan/win98/win98sup.htmハードウェアメーカー各社 Windows 98 アップグレード技術情報 → http://www.microsoft.com/japan/win98/THLLINK.htm○NEC -- Windows 98 アップグレード技術情報 → http://www.psinfo.nec.co.jp/win98/NEC PC サポートキット for Windows 98 → http://www2.psinfo.nec.co.jp/win98/spkit/spkit.nec |
1998.07.24 | 日本語版 Windows 98 インストール |
日本語版 Windows 98 をインストールしてみました。
Windows 98 の発売日は 7月 25日 ですが、24日午後に MSDN 7月号定期版が届きまして、その中に日本語版 Windows 98 も収録されていました。もちろん、ベータではなく製品版と同等のものです。開発用のプラットフォームだから製品版というのも変なんですけどね。
とりあえず、Windows 98 のベータ版をいったん消して、製品版をインストールしました。特に問題もなく動いています。
うちには、Windows 95 が入っているマシンは、ノートが3台、デスクトップが3台ありますが、すべてを Windows 98 にアップグレードすることはないでしょう。
ノートは、mobio NX(→xavante) と、DynaBook PORTAGE 650CT(→provost) はいずれ Windows 98 にしようと思いますが、DynaBook SS433 (→cairns)はメモリ/ハードディスク共にきついので、Windows 98 を入れることはないでしょう。
【参考資料】 ○MSDN Online → http://www.microsoft.com/japan/developer/○Panasonic -- 各種光ディスクドライブの Windows98 対応予定 → http://www.panasonic.co.jp/pd/faq/win98.htm |
1998.07.23 | DEC 21140 chip & Linux tulip ドライバ v0.89h |
先日買った、100Base-TX 対応ネットワークカード corega FastEther PCI-TX ですが、Linux 2.0.33 の tulipドライバではうまいこと動きませんでした(TurboLinux 1.4 日本語版 と Caldera OpenLinux Base 1.2 を使用)。
Linux はカーネルは 2.0.33 を使いましたが、これに入っていた tulip ドライバは v0.79 でした。tulip ドライバの開発元の webページには v0.89h が登録されていたので、これをダウンロードして使ってみたところ、ちゃんと 100Bsae-TX として認識して無事動作しました。
新しい tulip ドライバを組み込み Linux のカーネルを再構築したついでに、このドライバで PLANEX の 100Base-TX対応ネットワークカード FNW-9601-T が Linux で動くかどうか試してみました。FNW-9601-T には、Macronix の MX98713FC というチップが搭載されていますが、これも tulip ドライバ v0.89h でちゃんと動くようです。以前、Windows NT Server での動作が怪しいとか書いてしまいましたが。Linux でもちゃんと動作するようなのでけっこう使えるカードと認識を改めました(→ 関連記事)。
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Panasonic のCD-Rドライブ LK-RW602 に添付されていたライティングソフト Easy-CD Pro for Windows 95 を ver.1.1 → ver.1.11d にアップデートしました。
【参考資料】 ○Linux and the DEC "Tulip" Chip → http://cesdis.gsfc.nasa.gov/linux/drivers/tulip.html○Corega → http://www.corega.co.jp/○プラネックスコミュニケーションズ →http://www.planex.co.jp/○Macronix → http://www.macronix.com/○Panasonic -- P3製品 ダウンロードコーナー → http://www.pcc.panasonic.co.jp/p3/product/down/○Adaptec (japan) → http://www.adaptec.co.jp/ |
1998.07.21 | 100Base-TX 8 Port HUB & 100Base-TX NIC 購入 |
メルコの 100Base-TX 専用リピータハブ『LHB-100TX-8』を買ってしまいました。
また、100Base-TX 対応ネットワークカードとして corega FastEther PCI-TX ってのを買ってみました。DEC 21140 チップ搭載なんで、PC UNIX でもばっちり使えます。Corega ではサポート対象外としながら、web ページで PC UNIX(Linux /Solaris x86/FreeBSD)での動作情報を掲載していますので、安心できます。
まず、Safe mode で Windows 95 を起動して、ドライバをインストールして、その後通常モードで Windows 95 を起動してみました。一応、カードはちゃんと認識して更新されたドライバをインストールするため、どうちゃうこうちゃらというダイアログが出ましたが、この途中で何故かハングアップ…。
しかし、このマシンはハードディスクを交換して色々な OS を使えるようにしているから、まだネットワークカードの設定を変えなければならない OS がたくさんある。
ついでに、16M バイトの SIMM を買ってきて、PointCast と TV マシンとして使っているパソコン(→albany)のメモリを 24M → 36M バイトに増設してやりました。
【参考資料】 ○Melco ホームページ → http://www.melcoinc.co.jp/○Corega ホームページ → http://www.corega.co.jp/○Laneed サポートセンター →http://www.elecom-laneed.com/○PointCast (us) → http://www.pointcast.com/PointCast (japan) → http://www.pointcast.ne.jp/ |
1998.07.17 | MS-IME 98 & Word 98、PCカードNIC FMV-J181購入 |
MS-IME 97のタコさ加減に頭にきて、MS-IME 98 を買ってしまいました。本当は MS-IME 98 だけ買えばよかったのですが、既存の Microsoft Office 製品ユーザーが購入できる優待パッケージとたいして値段がかわらんので Microsoft Word 98 with IME 98 の優待パッケージのほうを買ってしまいました。
僕の変換は、文節変換ですらない熟語変換がベースですから、こまごま確定します。例えば、「変換する」と入力する場合、文節変換なら「へんかんする」と入力して変換するのでしょうが、僕の場合は「へんかん」で変換、「する」で確定といったように操作します。さすがに、「へんかん」と「する」をわざわざ分けるようなことは文節変換ができるかな変換システムを使うようになってからはなくなりましたが、かなり細かく確定していくのは確かです。この文書の例では「優待パッケージ」は、「ゆうたい」変換+「ぱっけーじ」カタカナですし、「僕の場合は、」なんても「ぼくの」変換、「ばあいは」変換、「、」確定となります。
MS-IME 98を買いにいったついでに、富士通のPCカード型 10Base-T ネットワークネットカード FMV-J181 がジャンクで安く出ていたので1枚買ってみました。Windows 95 はもちろん、Linux でもサポートされているので、けっこう使えそうです。
【参考資料】 ○富士通 PCMCIA用 Windows95対応 LANドライバ 修正差分 → http://www.fmworld.ne.jp/product/lib/lan/landvpci.html |
1998.07.13 | mobio NX のハードディスクコントローラ |
昨日、mobio NX がハードディスコントローラが機能しないため LS-120ドライブが使えないと書きましたが(→ 関連記事)、色々といじっていたらなんとかなりました。
結局、プレインストール状態のレジストリからハードウェア設定に関係ありそうな設定を複写することで解決できました。
んで、LS-120ドライブですが、120Mバイトの容量は魅力的ですが読み書きの速度は遅いですね。
僕としては 1.44Mフロッピィディスクドライブとして使えればそれでいいので一応はよしと思っているのですが、LS-120ドライブは mobio NX とためはるくらいでかいのが難点で(mobio NXとセットで)携帯用としてはちょっと無理があるかなぁ。
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1998.07.12 | LS-120 ドライブ購入 |
Panasonic の120Mバイトフロッピィディスクドライブ LS-120 ドライブサブシステム『LK-RM120ZD』を買ってみました。
しかし、肝心の mobio NX では使えませんでした。
プレインストール状態と何が違うのか色々と調べてみて、ハードウェア・リソース関連のレジストをコピーしてみたり、INFファイルをそっくり複写してみたりしましたが、結局元の環境ではハードディスンコントローラはまともに動きませんでした。
どうせ、もうすぐ Windows 98 を入れることになると思うので、それまではほうっておくことにしました。
【参考資料】 ○Panasonic -- 製品カタログ LS-120ドライブ → http://www.pcc.panasonic.co.jp/p3/product/catalog/drive/0020/ |
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