2005.07 System update notes
-- 2005年07月のシステム・アップデート・ノート
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2005.07.30 Maxtor 6L250R0/HGST T7K250 HDD ベンチマーク
2005.07.22 Panasonic DVDスーパーマルチLF-M821JD & LF-M721JD購入
2005.07.07 FAX送信 ISDN回線不調


2005.07.30 Maxtor 6L250R0/HGST T7K250 HDD ベンチマーク
 この前買ったハードディスク、HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ) Deskstar T7K250 HDT722525DLAT80(250Gバイト, 8MBキャッシュ, ATA/133, 7200rpm) と、Maxtor DiamondMax 10 6L250R0(250Gバイト, 16MBキャッシュ, ATA/133, 7200rpm)も軽くベンチマーク テストをやってみました。
 この2台のハードディスクを次の2つのテスト環境でテストを行ないました。ここではテスト環境(1)をVT8237R、テスト環境(2)をICH5と呼ぶことにします。

 ベンチマーク テストは ソフトウェアライブラリ に登録しているDevTest ver.1.04a02を使いました。ただし、公開しているDevTestは書き込みテストは実行できません(書き込みテストを実行するとファイルシステムを破壊して危険ですので)

 ついでですけど、DevTestのベンチマーク結果からグラフを作成するサービスを始めました。
 DevTestのテスト結果はCSV形式で出力できますが、このCSVファイルをフォームに指定して送信すると、ここに掲載しているようなグラフを自動的に作成します。
 DevTestベンチマーク:グラフ作成サービス

テスト環境(1) : VT8237R
  • マザーボード ASUS A8V-E Deluxe NW (BIOS 1006)
  • CPU AMD Athlon 64 3500+
  • RAM 1Gバイト
  • OS Windows XP Professional SP2
  • オンボードIDE/ATAコントローラ VIA VT8237R
  • ドライバ Microsoft 5.1.2600.0
テスト環境(2) : ICH5
  • マザーボード GIGABYTE GA-8IPE1000 Pro2 (BIOS F9)
  • CPU Intel Pentium 4 3.0GHz
  • RAM 1Gバイト
  • OS Windows XP Professional SP2
  • オンボードIDE/ATAコントローラ ICH5
  • ドライバ Microsoft 5.1.2600.0

 まずは、全領域のリード/ライトの速度です。

Maxtor DiamondMax 10 6L250R0 Read/Write
6L250R0 SEQUENTIAL READ/WRITE

HGST T7K250 HDT722525DLAT80 Read/Write
HDT722525DLAT80 SEQUENTIAL  READ/WRITE

 6L250R0ではICH5もVT8237Rはほとんど同じ結果でしたので、VT8237R環境でのグラフのみ掲載しています。
 HDT722525DLAT80では読み込みについてはまったく同じでしたが、VT8237R環境での書き込みは紫のグラフのように少し遅くなりました。

 下の表とグラフはDevTestのベンチマーク結果です。
 速度の後のパーセンテージはCPU使用率です。

DEVTEST BENCHMARK
TEST 6L250R0
ICH5
6L250R0
VT8237R
HDT722525DLAT80
ICH5
HDT722525DLAT80
VT8237R
Sequential Read/Start 512B 5286.0kB/s 22.9% 6076.8kB/s 46.7% 6439.7kB/s 29.4% 7691.8kB/s 55.7%
16384B 62037.5kB/s  8.6% 65514.2kB/s 15.2% 66838.0kB/s  9.7% 67687.8kB/s 16.4%
65536B 65077.3kB/s  2.3% 65247.6kB/s  5.2% 66803.0kB/s  2.6% 67838.5kB/s  4.5%
Sequential Read/End 512B 5281.8kB/s 23.4% 6079.5kB/s 43.2% 6418.4kB/s 29.3% 7662.2kB/s 56.5%
16384B 36793.0kB/s  5.2% 37379.0kB/s  8.9% 36909.9kB/s  5.8% 36931.7kB/s  8.5%
65536B 36737.3kB/s  1.5% 36848.7kB/s  2.7% 36872.7kB/s  1.8% 36936.1kB/s  3.1%
Sequential Read/Ave. 512B 5283.9kB/s 23.1% 6078.1kB/s 45.0% 6429.0kB/s 29.3% 7677.0kB/s 56.1%
16384B 49415.2kB/s  6.9% 51446.6kB/s 12.1% 51874.0kB/s  7.7% 52309.7kB/s 12.5%
65536B 50907.3kB/s  1.9% 51048.2kB/s  3.9% 51837.9kB/s  2.2% 52387.3kB/s  3.8%
Random Read 512B 35.8kB/s  0.2% 36.0kB/s  1.0% 39.1kB/s  0.3% 39.5kB/s  1.0%
16384B 1114.7kB/s  0.3% 1132.7kB/s  1.0% 1228.3kB/s  0.3% 1233.2kB/s  0.9%
65536B 4030.5kB/s  0.1% 4141.9kB/s  1.0% 4565.7kB/s  0.3% 4594.1kB/s  0.9%
Sequential Write/Start 512B 4660.1kB/s 21.3% 5362.7kB/s 41.0% 4441.1kB/s 19.8% 4873.6kB/s 36.0%
16384B 52049.8kB/s  7.4% 61289.8kB/s 14.8% 62478.7kB/s  8.2% 66078.3kB/s 16.8%
65536B 61046.8kB/s  2.2% 61094.8kB/s  4.7% 67454.0kB/s  2.6% 66226.3kB/s  4.5%
Sequential Write/End 512B 4685.1kB/s 21.1% 5370.8kB/s 39.5% 4576.0kB/s 20.3% 5297.1kB/s 39.6%
16384B 35085.2kB/s  4.7% 35112.0kB/s  8.9% 36716.5kB/s  5.1% 36111.4kB/s  9.2%
65536B 35085.8kB/s  1.4% 35190.6kB/s  3.1% 36826.9kB/s  1.5% 36287.3kB/s  3.2%
Sequential Write/Ave. 512B 4672.6kB/s 21.2% 5366.8kB/s 40.2% 4508.5kB/s 20.1% 5085.4kB/s 37.8%
16384B 43567.5kB/s  6.1% 48200.9kB/s 11.8% 49597.6kB/s  6.6% 51094.9kB/s 13.0%
65536B 48066.3kB/s  1.8% 48142.8kB/s  3.9% 52140.4kB/s  2.0% 51256.8kB/s  3.9%
Random Write 512B 168.1kB/s  0.7% 167.6kB/s  2.0% 84.6kB/s  0.5% 83.6kB/s  1.2%
16384B 1330.2kB/s  0.2% 1307.3kB/s  1.3% 2361.9kB/s  0.3% 2382.3kB/s  1.6%
65536B 4435.0kB/s  0.3% 4406.2kB/s  1.1% 6863.9kB/s  0.2% 6856.4kB/s  0.9%
DevTest Sequential Read/Write
Random Read/Write BENCHMARK
TEST 6L250R0
ICH5
6L250R0
VT8237R
HDT722525DLAT80
ICH5
HDT722525DLAT80
VT8237R
50:50 Read Speed 879.2kB/s  0.1% 869.5kB/s  0.9% 1243.7kB/s  0.3% 1238.0kB/s  1.0%
Write Speed 907.7kB/s       895.7kB/s       1280.7kB/s       1282.7kB/s      
Read Count 26.7io/s       26.7io/s       38.0io/s       38.0io/s      
Write Count 27.7io/s       27.3io/s       39.3io/s       39.3io/s      
90:10 Read Speed 1849.7kB/s  0.1% 1894.2kB/s  1.2% 2048.2kB/s  0.2% 2084.1kB/s  0.9%
Write Speed 185.9kB/s       188.1kB/s       200.2kB/s       201.8kB/s      
Read Count 57.0io/s       58.0io/s       63.0io/s       64.0io/s      
Write Count 5.0io/s       5.0io/s       6.0io/s       6.0io/s      
10:90 Read Speed 278.4kB/s  0.2% 284.2kB/s  1.2% 313.0kB/s  0.2% 315.9kB/s  1.0%
Write Speed 2896.9kB/s       2984.1kB/s       3250.1kB/s       3281.6kB/s      
Read Count 8.0io/s       8.0io/s       9.0io/s       9.3io/s      
Write Count 89.3io/s       92.0io/s       100.3io/s       101.0io/s      
Devtest Random Read/Write

 ICH5RとVT8237Rでは、どちらも同じ速度が出ているので、速度については環境に差はないと思います。若干、ICH5のほうがCPU使用率が低いようですが、気にするほどの違いではありません。たとえば、ICH5 2〜3%に対して、VT8237R 4〜5%といった程度です。
 全領域への書き込みでVT8237R環境で少し遅くなったのが気になりますが、理由はよくわかりません。

 ハードディスクの性能という点では、シーケンシャル/ランダム共にHDT722525DLAT80のほうが少し上のようです。

【参考資料】

日立グローバルストレージテクノロジーズ

http://www.hitachigst.com/

Maxtor

http://www.maxtor.com/

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2005.07.22 Panasonic DVDスーパーマルチLF-M821JD & LF-M721JD購入
 複数のDVD-RAMドライブを使ってストライピング(RAID-0)して、大きなドライブとして使えるWindwos 2000/XP用ソフトウェアRAIDドライバMD4Ramが動くようになりました。

 以前からDVD-RAMのストライピングはLinuxでやっていて( 関連記事-1 関連記事-2)、実際にバックアップ用に使っていますが、これをWindows環境でも実現したいということで作ってみました。まだ、ベータ版ですが興味があれば掲示板(BBS)に登録しているので見てください。

 それで、MD4RamによるDVD-RAM RAIDストレージを活用するために、新たにDVD-RAMドライブを調達することにしました。
 2倍速DVD-RAM対応ならPanasonic 4台(LF-D200JD×2, SW-9571, LF-M721JD)、日立LG 4台(GMA-4020B, GSA-4040B, GSA-4120B×2)があるのですが、5倍M速DVD-RAM対応となるとPanasonic 1台(LF-M721JD)、日立LG 2台(GSA-4120B×2)と減ってしまいます。
 ここのところDVD-RAMは5倍速(カートリッジなし)しか買っていないので当面はこの5倍速を中心に使うつもりですが、手元には2倍速DVD-RAM時代にカートリッジ・メディアが残っています。そのため、カートリッジ対応ドライブも必要です。となると、Paansonic製ドライブしか選択肢はないのですが、今のところこれはLF-M721JDが1台しかありません。

 ということで、カートリッジ対応5倍速DVD-RAMドライブを調達することに決めましたが、RAIDするには同型ドライブのほうが何かと都合がいいので、そうするとLF-M721JDになります。しかし、ちょうど新型のLF-M821JDが登場しました。

 同型のLF-M721JDにするか、新型のLF-M821JDにするか、悩みましたが、こういうときの原則は迷ったときは両方買うです。

LF-M821JD
Panasonic LF-M821JD

 もちろん、予算に余裕がある場合だけですけど、このくらいなら両方を手を出してもなんとでもなります(もっといえば、RAID用にもっと増やすかもしれません)

 まぁ、買わずに後悔するより買って後悔しろというのもありますし。


 それで、LF-M821JDでの5倍速DVD-RAMのベンチマークだけひととおりやってました。今回は時間もないし5倍速DVD-RAMだけです。テスト環境は表のとおりです。比較のため以前にテスト( 関連記事-1 関連記事-2)したLF-M721JDとGSA-4120Bでの結果を載せています。今回のLF-M821JDとはテスト環境は異なりますが、参考にはなると思います。

LF-M821JD テスト環境
  • マザーボード ASUS A8V-E Deluxe NW (BIOS 1006)
  • CPU AMD Athlon 64 3500+
  • RAM 1Gバイト
  • OS Windows XP Professional SP2
  • オンボードIDE/ATAコントローラ VIA VT8237R
  • ドライバ Microsoft 5.1.2600.0
 ベンチマーク テストは ソフトウェアライブラリ に登録しているDevTest ver.1.04a02を使いました。ただし、公開しているDevTestは書き込みテストは実行できません(書き込みテストを実行するとファイルシステムを破壊して危険ですので)

 結果を見る限り、5倍速DVD-RAM使用時のLF-M821JDの性能は前モデルLF-M721JDとまったく同じです。

 まず、下のグラフは4.7G全領域をリード/ライトしたときの転送速度です。

LF-M821JD Graph1: READ/WRITE

2005.08.02 追記/修正

 最初、書き込み速度が1.5倍速程度しか出ませんでした。茶色Write(1)がそうです。
 以前、LF-M721JDでテストしたときもこの現象が発生して( 関連記事)、転送サイズの違いで起るのではないかと推測したのですが、もう一回実行すると、赤色Write(2)のように、まともな速度になりました。
 どうやら、一度も書き込みしたことのないバージンメディアを使うと書き込みが遅くなるようです。ちなみに、使用メディアは三菱化学メディアのPCデータ用5倍速DVD-RAMですが、DevTestでメディア情報を表示するとMXL16の文字があるので製造は日立マクセルかと思います。
 LF-M721JDのときは使用後のメディアでも遅くなったのですが、他ドライブ(GSA-4120B)で書き込みしたメディアを使うと遅くなるのかもしれません(テストすればはっきりすると思いますが、今回は時間がないのでまたの機会に)

 書き込みが遅くなってしまうのは、書き込みからベリファイによる読み取りを行なう間に、余分な回転が入ってしまうためと思われます。
 通常なら1回転目で書き込み、2回転目で読み取り(ベリファイ)を行い、トータルでは2回転することで書き込み速度は2分の1になります。しかし、処理が間に合わずに余分に回転してしまうと、トータルでは3回転することになり書き込み速度が3分の1まで低下してしまいます。5倍速の3分の1というと1.66倍速ですから、これまでの計測結果からも一致します。
 また、書き込みとベリファイの間だけでなく、次の書き込みを行なう間にも回転が入るはずです。
 問題は、同じ条件で実行しても1.66倍速まで落ちる場合と、そうでない場合があることです。
 これは、メディアやドライブの状態、OSやインターフェース、転送速度等、色々な条件が絡んできます。微妙なところで2回転で間に合う場合と、無駄な回転が入り3回転してしまう場合が出てしまっているようです。
 最終的にはドライブ自体の処理速度が上がらないことには解決しないと思います。

 下の表とグラフはいつものDevTestでのテスト結果です。

DEVTEST BENCHMARK
TEST LF-M821JD LF-M721JD GSA-4120B
Test Unit Ready command 0.2 ms 0.2 ms (100.0%) 1.6 ms ( 12.5%)
No Motion Seek command 15.6 ms 15.6 ms (100.0%) 15.8 ms ( 98.7%)
Average latency Timed 29.5 ms 36.9 ms ( 79.9%) 36.7 ms ( 80.4%)
Sequential Seek 15.6 ms 15.6 ms (100.0%) 15.7 ms ( 99.4%)
Random Seek 198.1 ms 190.1 ms (104.2%) 117.6 ms (168.5%)
Sequential Read/Start 2048B 1160.4 kB/s 1106.3 kB/s ( 95.3%) 896.5 kB/s ( 77.3%)
16384B 6846.3 kB/s 6777.4 kB/s ( 99.0%) 3994.0 kB/s ( 58.3%)
65536B 6780.8 kB/s 6742.9 kB/s ( 99.4%) 4121.4 kB/s ( 60.8%)
Sequential Read/ 50% 2048B 1167.1 kB/s 969.3 kB/s ( 83.1%) 701.7 kB/s ( 60.1%)
16384B 6861.1 kB/s 6804.8 kB/s ( 99.2%) 5951.0 kB/s ( 86.7%)
65536B 6835.4 kB/s 6757.5 kB/s ( 98.9%) 6837.5 kB/s (100.0%)
Sequential Read/End 2048B 1192.5 kB/s 1133.6 kB/s ( 95.1%) 713.6 kB/s ( 59.8%)
16384B 6881.3 kB/s 6762.9 kB/s ( 98.3%) 4729.5 kB/s ( 68.7%)
65536B 6807.0 kB/s 6750.2 kB/s ( 99.2%) 6830.2 kB/s (100.3%)
Sequential Read/Ave. 2048B 1173.3 kB/s 1069.8 kB/s ( 91.2%) 770.6 kB/s ( 65.7%)
16384B 6862.9 kB/s 6781.7 kB/s ( 98.8%) 4891.5 kB/s ( 71.3%)
65536B 6807.7 kB/s 6750.1 kB/s ( 99.2%) 5929.7 kB/s ( 87.1%)
Random Read 2048B 6.1 kB/s 6.2 kB/s (101.6%) 13.9 kB/s (227.9%)
16384B 52.2 kB/s 86.0 kB/s (164.8%) 180.1 kB/s (345.0%)
65536B 198.5 kB/s 222.3 kB/s (112.0%) 421.5 kB/s (212.3%)
Sequential Write/Start 2048B 1004.1 kB/s 490.6 kB/s ( 48.9%) 558.4 kB/s ( 55.6%)
16384B 2730.0 kB/s 2444.8 kB/s ( 89.6%) 1905.3 kB/s ( 69.8%)
65536B 2819.7 kB/s 2761.4 kB/s ( 97.9%) 2054.4 kB/s ( 72.9%)
Sequential Write/ 50% 2048B 1055.8 kB/s 859.2 kB/s ( 81.4%) 648.5 kB/s ( 61.4%)
16384B 2837.5 kB/s 2718.5 kB/s ( 95.8%) 2015.1 kB/s ( 71.0%)
65536B 2942.6 kB/s 2817.1 kB/s ( 95.7%) 3069.1 kB/s (104.3%)
Sequential Write/End 2048B 1087.8 kB/s 956.8 kB/s ( 88.0%) 626.2 kB/s ( 57.6%)
16384B 2798.3 kB/s 2656.6 kB/s ( 94.9%) 1838.6 kB/s ( 65.7%)
65536B 2925.1 kB/s 2693.8 kB/s ( 92.1%) 1949.5 kB/s ( 66.6%)
Sequential Write/Ave. 2048B 1049.2 kB/s 768.9 kB/s ( 73.3%) 611.0 kB/s ( 58.2%)
16384B 2788.6 kB/s 2606.6 kB/s ( 93.5%) 1919.7 kB/s ( 68.8%)
65536B 2895.8 kB/s 2757.5 kB/s ( 95.2%) 2357.6 kB/s ( 81.4%)
Random Write 2048B 17.7 kB/s 25.8 kB/s (145.8%) 24.7 kB/s (139.5%)
16384B 64.8 kB/s 86.2 kB/s (133.0%) 107.4 kB/s (165.7%)
65536B 147.8 kB/s 233.1 kB/s (157.7%) 217.7 kB/s (147.3%)
LF-M821JD Graph2: Sequential Read/Write

 今回はランダム リード/ライト テストの結果も載せています。

Random Read/Write BENCHMARK
TEST LF-M821JD LF-M721JD GSA-4120B
50:50 Read Speed 37.8 kB/s 40.9 kB/s (108.2%) 59.3 kB/s (156.9%)
Write Speed 37.8 kB/s 39.4 kB/s (104.2%) 66.0 kB/s (174.6%)
Read Count 1.0 io/s 1.0 io/s (100.0%) 1.0 io/s (100.0%)
Write Count 1.0 io/s 1.0 io/s (100.0%) 1.3 io/s (130.0%)
90:10 Read Speed 101.6 kB/s 104.5 kB/s (102.9%) 164.1 kB/s (161.5%)
Write Speed 12.5 kB/s 12.7 kB/s (101.6%) 15.0 kB/s (120.0%)
Read Count 2.7 io/s 3.0 io/s (111.1%) 4.0 io/s (148.1%)
Write Count 0.0 io/s 0.0 io/s (-----%) 0.0 io/s (-----%)
10:90 Read Speed 11.8 kB/s 11.6 kB/s ( 98.3%) 13.1 kB/s (111.0%)
Write Speed 80.3 kB/s 80.2 kB/s ( 99.9%) 85.6 kB/s (106.6%)
Read Count 0.0 io/s 0.0 io/s (-----%) 0.0 io/s (-----%)
Write Count 2.0 io/s 2.0 io/s (100.0%) 2.0 io/s (100.0%)
LF-M821JD Graph3: Random Read/Write

 ランダム系テストはDVD-RAMに対して実行すると悲惨なことになるのでいつもは掲載していません。あまりに遅すぎてテストが完了しないこともありますが、5倍速DVD-RAMに限定すればなんとかなりました(それでも、I/Oコマンド数は1秒に1回も実行できずに、ゼロになってしまっています)

 これを見るとわかると思いますが、ランダムアクセス性能は日立LG GSA-4120Bのほうが上です。以前LF-M721JDのテストをしたときにも書きましたがアクセス方式の違いから当然の結果です。
 Panasonicドライブはフル5倍速のZCLVですが、日立LGドライブはPCAVです。日立LGドライブは3倍速から始まり徐々に速度アップして5倍速に達します。この5倍速に達していない部分は、回転速度が固定できるために、ランダムアクセスには有利に働きます。
 シーケンシャルアクセスではPanasonicドライブのほうが速いのは確実ですが、書き込みについてはシーケンシャルでは遅いはずの日立LGドライブが互角に持ち込んでいます。これは、ベリファイを行なうロスタイムが日立LGドライフのほうが少なくて、追いついているのだと思います。

 総合評価では5倍速DVD-RAM使用時の性能は日立LGドライブのほうが上のような気もしますが、カートリッジを使うためにはPanasonicドライブしかありません。

***

 ついでにハードディスクをHGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ) Deskstar T7K250 HDT722525DLAT80(250Gバイト, 8MBキャッシュ, ATA/133, 7200rpm) と、Maxtor DiamondMax 10 6L250R0(250Gバイト, 16MBキャッシュ, ATA/133, 7200rpm)を1台づつ買っておきました。
 HGSTのハードディスクはSerialATA対応版を先月2台買ってテスト(関連記事)しましたが、今回のは同型のParallel ATA版です。
 Maxtorの6L250R0もキャッシュが16MBあるので、どういった効果があるのか興味ありますが、今はMD4Ramのほうで手一杯ですので、ベンチマークは後になりそうです。

【参考資料】

Panasonic

http://www.panasonic.jp/

日立グローバルストレージテクノロジーズ

http://www.hitachigst.com/

Maxtor

http://www.maxtor.com/

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2005.07.07 FAX送信 ISDN回線不調
 うちはダイヤルアップとFAX用にISDN(INS64)を使っています。
 ダイヤルアップといってもこれで発信してインターネットに接続するというわけではなく、待ち受けようです。出先からPHS(PIAFS 2.1)を使ってここにダイヤルして、自宅のデータにアクセスします。もちろん、ADSLやFTTHを経由してインターネットにもアクセスできます(関連記事)。
 早い話、自宅がダイヤルアップ接続プロバイダになっています。都内や近場でのモバイルならプロバイダと契約しなくても、これで十分です(もうZaurusu+PHSのダイヤルアップは5年以上使ってます)

 九州に帰ったときは、九州にもISDN回線を置いているので、ここがダイヤルアップ接続の拠点になります(関連記事)。
 それ以外の場所では、さすがに電話代がかかるので、プロバイダ(うちは@nifty)でPHS接続します。

 それはともかく、とある部品を手配するのに、FAXで発注書を出すことになったのですが、何故か送信できません。
 今、FAXを送受信は滅多にしないのですが以前は送信できたし、今もテストすると受信は出来るし、ISDN回線は週に何度もダイヤルアップ接続で使っています。何故か送信しようとするとできません。
 ISDNルータ(MN128-SOHO SL10)を見ると、回線異常エラーが出ています。
 関係ないだろうと思いつつ、だめもとでMN128-SOHO SL10のファームウェアをVer.2.30 -> 2.41と更新してましたが、やっぱりダメでした。

 インターネットで色々と検索すると、ひとつ思い当たるフシがありました。
 以前は単独のDSU+MN128という構成で使っていましたが、MN128-SOHO SL10(関連記事)はDSU内蔵だからとDSUを外したような気がします。これも1年以上前の2004年1月のことなんですけど、部屋をリフォームしたときにすべてのPCや機材をばらしたので、再構成するときに不要なDSUを外したような気がします。
 それからFAX送信はほとんどしていないのですが、何かのときにダメで別の方法を使ったような記憶もあります。
 ともかく、このときにターミネータの設定をちゃんとやっていなかったのが原因でした。ターミネータを設定(MN128-SOHO SL10のスイッチを入れるだけ)すると直りました。
 もう、ISDNにターミネータとかS/T点とか、すっかり忘れています。

 ちなみに、発注したというはリムーバブルハードディスク用カートリッジ内の7cm程度の短いフラットケーブルのことです。
 以前、断線か接触不良で壊れたと書きましたが(関連記事)、メーカのサポートに連絡すると、やはり補修部品として扱っていました。

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