2000.08 System update notes
-- 2000年08月のシステム・アップデート・ノート
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2000.08.31 Windows Me 日本語版インストール
2000.08.14 18.1インチ液晶ディスプレイ FlexScan L66購入
2000.08.12 先月の書き忘れ(2000/07)

2000.08.31 Windows Me 日本語版インストール
Windows Me  Windows Me (Windows Millennium Edition) 日本語版の発売日は 9月23日に決まったようですが、MSDNダウンロードサービスで入手できたのでインストールしてみました。

 MSDNダウンロードサービスはインターネットを介してMSDNで提供されているソフトウェアをダウンロードできるサービスです(※ 利用できるのはMSDNの会員だけです)。この MSDNダウンロードサービスに製品版と同等の Windows Me が登録されているので、ダウンロードして試してみました。
 ちなみに、ダウンロードするファイルサイズは 約188M バイトでした。

MSDN subscriber downloads
MSDNのソフトウェアをインターネットを介して入手できる(MSDNの会員しか利用できません)

 以前(関連記事)、英語版 Windows Me β3 を試してみましたが、やっぱ日本語版のほうがそれなりに使ってみようかという気になります。

 Windows Me のダウンロードとインストールは何も問題ありませんでしたが、動作はいまいち安定しませんでした。

 最初にインストールしたのは Apollo Pro 133 マザーボード GIGABYTE GA-6VA7+mildura)ですが、使っているとそのうちハングアップしてしまいます。最初は Windows Me に標準添付されていなかったドライバ(ネットワーク、サウンド等)かマザーボードが悪いのかと思っていました。しかし、別の 440BXチップセットのマザーボード GIGABYTE GA-BX2000+wiluna)のマシンにインストールしても症状が同じでした。

 最初は原因がわからなかったのですがハングアップするタイミングから推測するとネットワークが怪しいということで色々と調べていると、LANに接続されているCD-ROMサーバー AXIS 850 が原因ということがわかりました。
 うちで使っているCD-ROMサーバ AXIS 850(関連記事-1関連記事-2)は、Windows 98/2000 からアクセスすると AXIS 850自体がハングアップすることはわかっていました(関連記事-1関連記事-2)。それで、CD-ROMサーバとしての役割は Linux や Windows 2000 Server に移していたのですが、AXIS 850 もネットワーク上には残したままでした。

Windows Me
共有ドライブのショーカットを勝手に作る(こんなことするから落ちるんだよ)。ショートカットだから削除しても問題はない。共有ドライブがもっとたくさんあったらどうなるんだろう?

 Windows Me はこのネットワーク上の AXIS 850 を検出して何かのタイミングで勝手にアクセスしにいってAXIS 850 がハングアップ、つられて自分自身もハングアップしてしまうようです。Windows Me は左の写真のようにネットワーク上の共有ドライブのショートカットを勝手に作るので、これで問題のCD-ROMサーバーにアクセスしてしまうのだと思います。
 ハングアップしなければ CD-ROMサーバーとしての AXIS 850 の使い勝手はいいのですが、Windows 98/2000/Me で利用できないのではどうしようもないので、AXIS 850 は完全に引退させることにしました。既に書きましたが、CD-ROMサーバーとしての機能は Linux や Windows 2000 Server で代用できるので、AXIS 850 がなくなっても問題はありません。

 AXIS 850 をLANから外すことで、とりあえず Windows Me は安定して動くようになりました。

 さて、うちでの Windows Me の最大の問題は AX/J3100キーボードのサポートがなくなったことです。ドライバの一覧にも AX/J3100キーボードが現れないので、選択のしようがありません。
 Winodws 2000 でもAX/J3100キーボードのサポートは無くなりましたが、Windows 2000ではドライバそのものは残っていたのでレジストリを手動でいじることでAX/J3100キーボードも使えるようになりました(詳細は関連記事)。
 しかし、AX/J3100キーボードが使えないのではどうしようもないで、Windows 98 に収録されているドライバを使って、Windows Me でも AX/J3100キーボードを使えるように細工しました。KEYBOARD.INF を書き換えるだけですが、詳細をまとめたら後日コンピュータ@ランダムにでも書いておくつもりです(詳細は関連記事)。

 これは Windows Me だけじゃないけど、起動時間を短縮するためにネットワーク・サービスが開始するよりも前に、ログオン・ダイアログを出すのはやめてくれんかね。
 ネットワーク・ログオンを優先しているのに、ネットワーク・サービスの開始を待たないもんだから、ネットワーク・ログオンが後回しになってしまう。
 マヌケなことに Windows が正常終了しなかったときに自動的に起動するスキャンディスクが実行されるとネットワーク・サービスが開始するだけの時間が十分とれるもんだからちゃんとネットワーク・ログオンになります。

【参考資料】

Microsoft

http://www.microsoft,com/

 Microsoft (japan)

http://www.microsoft.com/japan/

 Microsoft Windows Millennium Edition

http://www.asia.microsoft.com/japan/me/

最近見たパソコン雑誌/書籍
インターフェース 2000-10 (CQ出版社)
オープンデザイン 2000-10 (CQ出版社)
Linux Japan 2000-10 (五橋研究所秀和システム)
Windows2000 World 2000-10 (IDGコミュニケーションズ)
PC USER 2000-9/18 (ソフトバンクパブリッシング)
DOS/V magazine 2000-9/15 (ソフトバンクパブリッシング)


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2000.08.14 18.1インチ液晶ディスプレイ FlexScan L66購入
 EIZO (NANAO) の18.1インチ液晶ディスプレイが FlexScan L66-D が、展示処分品として安く出ていたので買ってしまいました。

EIZO FlexScan L66
18.1インチ液晶ディスプレイ EIZO FlexScan L66

 さすがくさってもNANAO(くさってはいないのですけど)、いいです。見たところドット落ちもないようだし、展示処分品とは思えないほどのクオリティです(もっとも店頭デモ機は品質のいい製品を置いてある場合が多いのですが)。
 FlexScan L66 は販売が終了した旧機種にあたりますが、入力はアナログ2系統、解像度は1280×1024ドット、アップストリーム×1/ダウンストリーム×4のリームUSBハブとしても機能し、スペックは申し分ありません。
 保証もちゃんと付いてたし、18インチクラスの液晶ディスプレイは普通に買ったら30万円はしますが、半額程度で買えました。

 液晶で18.1インチあると、ブラウン管の21〜22インチに匹敵します。実際、うちでメインで使っている iiyama の21インチディスプレイよりも表示面積は広いような気がします。先々月、IBM の16.1インチ液晶ディスプレイを購入しましたが(関連記事)、これも 1280×1024ドット出るとはいえ FlexScan L66 と比較するとやっぱ見劣りしています。

【参考資料】

EIZO Nanao

http://www.nanao.co.jp/

 EIZO FlexScan L66

http://www.nanao.co.jp/home/products/from_products/l66.html

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2000.08.12 先月の書き忘れ(2000/07)
 リニューアル後、初めての更新です。
 先月はリニューアルで忙しかったのでなかなかシステムアップデートノートも更新できませんでしたが、Panasonic のUSB接続ポータブルCD-R/RW KXL-RW20AN を購入しました。

Panasonic KXL-RW20AN
Panasonic KXL-RW20AN

 前から、ノートパソコンでも使えるCD-Rドライブが欲しかったのですが、今月は九州に帰ることもあって、このさい買ってしまいました。
 候補は色々とあったのですが、接続をPCカードにするかUSBでするか、というのが選択のポイントでした。インターフェース的にはどっちでもよかったのですが、ノートパソコンのネットワーク接続が関係してくるのです。CD-Rドライブを接続して使うつもりのVAIOノート PCG-N505SR (mystere)はPCカードスロットはひとつしかないので、CD-Rドライブとネットワークと同時にPCカードは使えません。
 結局、CD-RドライブはUSBにして、ネットワークはPCカードにすることで落ち着いたのでした。

 KXL-RW20AN は、書き込み4倍速(R/RWともに)、読み出し6倍速というスペックで、書き込みソフトは B.H.A.B's Recorder GOLDB's CLiP がついてきました。
 今時、4倍速というのはちょっと遅くてメインでは使いたくはありませんが、ポータブルだし値段のこともあるし4倍速でよしということにしました。
 VAIOノートの Windows 2000環境で焼いてみましたが、特に問題はないてようです。ただ、添付されている B's CLiP、CD-R/RWを UDF で使うパケットライティングソフトウェアですが、現在のバージョンでは Windows 2000 には対応していないようです。

***

 ちょいと変なPCケース(なのかな?)が、特価品で出ていたので買ってみました。

Super超頻之家(1)
Super超頻之家
ホント、骨組みだけ


Super超頻之家(2)
パーツを収容するとこんな感じ。

 これ Super超頻之家 といい『究極の【すけるとん】』ということなんですが、右の写真のように単なるフレームです。このフレームの中に電源、マザーボード、ドライブといったパーツを置いて使うのです。
 組み立ててパーツを収容(置いただけ)すると、左の写真のようになります。

 こんなんでPC用のケースといっていいのかって、気がするかもしれませんが、れっきとしたPC用のケースなんです。
 キワモノみたいですけど、けっこう便利です。マザーボードやカード、ドライブのテストをするときに、ケースに収容する必要がないので手軽に使えます。テスト、実験環境には最適です。


Super超頻之家(3)
マザーボードに付属のスイッチ、LED、スピーカを取り付ける

 Super超頻之家 にはジャンパに毛が生えたようなスイッチとLEDがそれぞれ2個と、スピーカがついてきます。2個のスイッチはパワースイッチとリセットスイッチ、LEDはパワーLEDとハードディスクLEDになります。これらをマザーボードに取り付けて使います。

 難点は、配置や絶縁をちゃんとしておかないとマザーボードやドライブ類の基板が接触してショートしてしまいそうなんのと、固定するところがないからカードやドライブ類の安定が悪いことです。常用環境としては不安ですが、テスト環境や実験機ならアリでしょう。

 ちなみにメーカーは台湾の 生富國際資訊有限公司 というところらしいです。

 ついでに、Super超頻之家 には電源はついてきませんので、別途用意する必要があります。

【参考資料】

Panasonic

http://www.panasonic.co.jp/

 USB対応外付型CD-R/RWドライブ KXL-RW20AN/W

http://www.pcc.panasonic.co.jp/p3/products/drive/cdrw/kxlrw20/index.html

B.H.A.

http://www.bha.co.jp/

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