2004.04 System update notes
-- 2004年04月のシステム・アップデート・ノート
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2004.04.30 今月のアフターフォロー(2004-04)
2004.04.19 ビデオカードFX5200-DV128 LP, CPUクーラ購入
2004.04.11 MicroATXマシン AOpen MX4SGI-4DL 組み立て
2004.04.10 Pentium 4 3GHz, MX4SGI-4DL 購入


2004.04.30 今月のアフターフォロー(2004-04)
 ゴールデンウィークの休みを利用してハードディスクのメンテと整理をしておこうと、Seagate Barracuda 7200.7 Plus ST3200822A (200GB, Ultra ATA/100, 7200rpm, Buffer 8MB)を2台と、日立グローバルストレージテクノロジーズ Deskstar 7K250 HDS722516VLAT80 (160GB, Ultra ATA/100, 7200rpm, Buffer 8MB)を2台の、計4台を買ってきました。
 160GBのHDS722516VLAT80 をOSやシステム用、200GBのST3200822Aをデータ格納用に使うつもりです。

 新しいCPU Pentium 4 3GHzがきたこともあって各マシンの構成も少しづつ変わっていますが、ハードディスクもそれに合わせて交換するつもりです。

 先行して各マシンのハードディスクをチェックしていましたが、ファイルサーバ(draken III)で使っていたハードディスクにいくつか不良セクタが発生していました。
 不良セクタが発生したのは、空き領域と、8ヶ月前に保存したバックアップファイルの一部です。今となっては不要なファイルだったので、実害はありませんでした。

 やっぱり、ハードディスクは長期間アクセスがないと、不良セクタが発生しやすいようです。
 今回のハードディスクだけでなく、同様のケースで不良セクタや読めないファイルが発生したことは何回かあります。はっきりと数えたわけではありませんが、経験上半年とか1年以上ほったらかしにしておくと、数個の不良セクタが発生しているような感じです。

 昔はヘッドのトラブルで不良セクタが発生しやすいと言われていましたが、今時の大容量化されたハードディスクは記録密度が上がってトラック同士が干渉することでデータが読みにくくなってくるそうです。完全に読めなくなる前にアクセスがあれば、不良になりかけのセクタとして交換・再書き込みしてくれるようですが、長期間アクセスがないとデータの回復が不可能となり不良セクタとして残ってしまいます。

 うちでは、不良セクタの発生を抑えるために、大事なファイルを保存してあるドライブには毎週ウィルススキャンをかけています(ウィルス検査と不良セクタ回避の一石二鳥でお薦めです。もっとも、ウィルス検査ではファイル全内容をリードしているとは限らないので、一番良いのは定期的にバックアップすることです)

 今回、不良セクタのあったファイルは、旧マシンのバックアップファイルで、既に不要なファイルだったのでウィルススキャンのチェックから外していました。また、ウィルススキャンでは空き領域は検査できないので、やはり不良セクタが発生したようです。
 こんなこともあろうかと、さらに重要なハードディスクについては、定期的に表面検査(拙作のdevtest --surfscan)や、Windows 2000/XPのchkdsk /F を実行していましたが、これらを行っていたハードディスクには不良セクタはありませんでした(不良セクタになる前に自動的に交換されているのかもしれませんが)

 こういうことがあるから、ハードディスクはメンテナンスフリーでの長期間のデータ保存は向きません。
 ハードディスクが常にオンライン(PCに接続されていて利用できる)状態にあるなら、メンテナンスの自動化も可能ですが、リムーバブル化してオフラインで保存しようとするとメンテが大変です。
 ハードディスクの容量と速度によりますが、全領域に対してチェックをかけると1時間はかかります。何十台もオフラインのハードディスクがあったらとてもやってられません。
 こんな終わりのないメンテをいつまでも続けるくらいなら、他のメディアを使ったほうがましです。
 メンテフリーで数年以上のデータを保管しようと思ったら、最初に時間をかけてもCD/DVD-Rに焼いたり、MO/DVD-RAMに保存したほうが楽だし確実です。

2004.05.07

 以下のページで今回購入したハードディスクのベンチマーク テストを行っています。
ハードディスク ベンチマークテスト 2004-05

【参考資料】

Seagate

http://www.seagate.com/

日立グローバルストレージテクノロジーズ

http://www.hgst.com

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2004.04.19 ビデオカードFX5200-DV128 LP, CPUクーラ購入
 先日(関連記事)組み立てたベットサイド用PC(fagot III)ですが、ファンによる動作音けっこううるさい。

 普段は、パソコンの動作音なんて気にしないのですが、さすがにベットサイドにおいてあると気になります。寝るときくらい電源切ればいいのですが、深夜にテレビ録画していることがあるので、その場合はそうもいきません。
 それで調べてみると、一番音を立てているのが、CPUクーラのファンでして、とりあえずこれを交換することにしました。

OWLTECH REVO-NK II
OWLTECH REVO-NK II


SCYTHE Super Silent 4ProM
SCYTHE Super Silent 4ProM

 それで通信販売で、SCYTHE Super Silent 4ProM (ACSS-4PROM)と、OWLTECH REVO-NK II の2つを買ってみました。
 ついでに、バッファロー(メルコ)の1000/100/10M 8ポート スイッチングハブ LSW-GT-8C(LANカードLGY-PCI-GT付)も、いっしょに注文しておきました。

 CPUクーラは、SCYTHE Super Silent 4ProMに交換しましたが、かなり静かになりました。これなら、就寝中にパソコンが動いていても気になりません。
 ファンの回転数はスイッチで3段階に替えできますが、最大にしても純正ファンより静かです。切り替えスイッチは、ケース背面にブラケットとして取り付けるようになっていますが、前面の5インチベイに出して操作できるようにしました。  

***

 あと、ビデオカードもいつまでもG450では芸がないので(普段使っている分には性能的に何も問題はないのですけど)AOpen Aeolus FX5200-DV128 LP も別口で注文しておいたのが届きました。

AOpen Aeolus FX5200-DV128 LP
AOpen Aeolus FX5200-DV128 LP

 さっそく取り付けて使ってみましたが、マイコンピュータやエクスプローラで動画ファイルを右クリックしたときに、画面が乱れます(OSはWindows 2000)。しかも、画面が乱れるだけでなく、たまにエクスプローラやマイコンピュータが飛びます。
 右クリックしてメニューを表示するときに動画ファイルの情報を取得しているのだと思いますが、このときにビデオカードに何らかの影響があるようです。
 nVidoaのサイトから最新のドライバ(v56.72)をダウンロードして使ってみましたが、症状は変わりません。
 しかし、Windows Updateからダウンロードできるドライバ(NVIDIA display software update released on October 06 2003)を使うと、直りました。

【参考資料】

SCYTHE

http://www.scythe.co.jp/

AD MAIN

http://www.admain.co.jp

AOpen

http://aopen.jp/

nVidia

http://www.nvidia.com

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2004.04.11 MicroATXマシン AOpen MX4SGI-4DL 組み立て
 先日(関連記事)購入したケースが届いて、一通りパーツがそろったのでさっく組み立てました。

 その前に、これまで別のマシンで使っていたCPUを取り出す必要があります。うちでは、新しくCPUを購入すると、一番グレードの高いマシンから順番にスライドして交換するのが通例です。Slot 1/Socket 370時代にはよくやっていましたが、Socket 478マシンが4台にやってPentium 4でもこれができるようになりました。
 今回は、
Pentium 4 3GHz ASUS P4P800 Deluxe(crusader III
Pentium 4 2.6CGHz GA-8IPE1000 Pro2(wiluna IV
Celeron 4 2.8GHz MSI 845PE Max2-FIR (belfast III
Pentium 4 2.53GHz MX4SDI-4DL(fagot III
という具合にスライドして、取り付けました。
 Celeron 2.8GHz(FSB 400MHz, L2 128KB)とPentium 4 2.53GHz(FSB 533MHz, L2 512KB)はどっちが上かという問題はありますが、単にアプリを使うだけなら大差ないのでどっちでもいいということになりました。

SIMPLE-101 NAVY BLUE
AD MAIN SIMPLE-101 NAVY BLUE

 新しいケースは5インチベイが2つあって、普通のPCIカード(low-profileではない)が使えるということで選んだですが、よく見ないで買っちまったら、5インチベイは見えている窓が狭くてリムーバブル・ハードディスクが使えない(これまでブックタイプとかスタイリッシュタイプのケースは興味なくて使ったことなかったから知らんかった)
 もともと下側の5インチベイはアダプタを取り付けて3.5インチFDD、上側にCD/DVD-ROMドライブを取り付けることを想定してありますが、下側は奥行きとPCIカードの問題で奥行きのあるドライブは取り付けできません(これは予想していた)。
 しかし、上も下も外側から見えている、窓口が普通のハーフハイトよりも小さいので、リムーバブル・ハードディスクのフレームを取り付けても、カートリッジが取り出しできません。事実上、CD/DVD-ROMドライブ専用みたいなものです。

 しようがないから、リムーバブル・ハードディスクはあきらめました、それで、CD/DVD-ROMドライブは薄型のCD-RW/DVDコンボドライブGCC-4240Nを取り付けました。GCC-4240NはノートパソコンにDVDスーパマルチドライブUJ-820を取り付けて、余っていたものです(関連記事)。
 ぴったり合うマウンタがなかったので、そこら辺のプラ板とテープで適当に取り付けました。元々ノート用のスリム型ドライブなので下側の5インチベイにも余裕で入りました。今時はフロッピィディスクも使うことはありませんし、上側の5インチベイは今のところ未使用のままです。
 テープで止めているので少しぐらつきますが、CD/DVDはあまり使わないので、これでよしとします(回転ものはしっかり固定したほうがいいのですけど)。

 ビデオは、865PEだからチップセットに内蔵されていますが、TVチューナーカードの映像がきちんと表示されないので、MATROX G450を取り付けまた。

 とりあえず、これで問題なく動くようになりました。

【参考資料】

AOpen

http://aopen.jp/

AD MAIN

http://www.admain.co.jp

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2004.04.10 Pentium 4 3GHz, MX4SGI-4DL 購入
 ヘッドサイドに置いてあるパソコンをなんとなくパワーアップしたくなって、CPU、マザーボード、メモリ、ケースを一通り買ってきました。

AOPEN MX4SDI-4DL
AOpen MX4SGI-4DL

 これまではAOpen BS2045というmicroATXミドルタワーケースMT85にマザーボードMX3S、その他がセットになったベースキットを使っていました(関連記事)。ケースはMT85を流用しようかと思っていましたが、Pentium 4クラスのマシンとして使うためには電源を交換する必要があります。電源を新しく購入するくらいなら、ケースごと買ったほうが早いということで、AD MAIN SIMPLE-101 NAVY BLUE というのを新しく調達してきました(このケース人気があるのかどうかしりませんが品薄で、展示品だった残りひとつをかろうじてゲットしました)
 マザーボードはMicroATXでGbE(Gigabit Ethernet)が使えるタイプということで、AOpen MX4SGI-4DLに決まりました。

 CPUはPentium 4 3GHz(FSB 800MHz, L2 512K)を購入しましたが、このCPUは別のマシンに使い、これまで使っていたPentium 4 2.53GHz(関連記事)あたりを使うつもりです。

 ケースが明日にならないと届かないので、組み立てはまた後で。

【参考資料】

AOpen

http://www.aopen.jp/

AD MAIN

http://www.admain.co.jp

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