2000.03 System update notes
-- 2000年03月のシステム・アップデート・ノート
[→PREV][→NEXT]
[←BACK][↑HOME]
bar
[→ Profile][→ System update notes][→ Computer at random][→ BBS][→ Software library][→ Index page]

このページの記事一覧
2000.03.31 PC切替器 Linksys ProConnect 4-Station CPU Switch 購入
2000.03.25 テレビ録画用パソコンの組み立て (2)
2000.03.24 テレビ録画用パソコンの組み立て
2000.03.21 Pentium Pro 200MHzマシン復活
2000.03.18 FC-PGA Pentium III 600EMHz ×2 到着
2000.03.17 ATA/66 IDEコントローラカード PROMISE Ultra66 購入
2000.03.16 Panasonic SuperDisk(LS-120)ドライブ LKM-F934 購入
2000.03.15 ファイルサーバ機リプレース、64MバイトCF購入
2000.03.13 Canon 334万画素デジタルカメラ PowerShot S20購入

2000.03.31  PC切替器 Linksys ProConnect 4-Station CPU Switch 購入

 Pentium Pro マシンやテレビ録画用パソコンの組み替えやらをやったついで、パソコンを置いてる部屋の模様替えというか、パソコンの設置場所を変えました。

 色々とやっているうちに、4台のパソコンを1台のディスプレイで使うことになり、ディスプレイ切替器を新しく調達することにしました。
 うちにはディスプレイ/キーボード/マウスを同時に切替できるPC切替器が2台ありますが、それぞれ2台、3台までのパソコンしか接続できません。これらを流用して使うこともできますが、コンパルの PC SWITCHNA 3回路 & USB( 関連記事)は動作に問題があるので、新しい切替器が必要なったわけです。
 コンパルの切換器の問題というのは、パソコンの電源のオン/オフで切換器がハングアップしてしまい切換ができなくなる点です。こうなると切換器の電源をいったん切らないと復帰しないのですが、電源スイッチはないからACアダプタを取り外し、パソコンのキーボード端子からも電源が供給されているので、キーボード用のケーブルもすべて取り外す必要があります(最近のマザーボードはパソコンの電源を切ってもキーボードは生きていることがある)。ついでにいえば、切換操作がキーボードからできないのもマイナスポイントです。ちなみに、もうひとつの切換器は Justy JS-102 ( 関連記事)ですが、これは特に問題なく、キーボード操作の切換も可能です。

 それで買ってきたのが LinksysProConnect 4-Station CPU Switch (型番 SVIEW04)です。切替操作はキーボード操作でもできるし、解像度は最大 1600×1200まで対応しているし、仕様は申し分ないのですが、映像の劣化がちょいと気になります。
 仕様上は 1600×1200ドットまで対応となっていますが、実際に使ってみると明らかに映像の劣化がわかります。気にしなければ実用上は問題ない程度の劣化ですが、気にしだすともうダメです。
 しようがないから予定を少し変えて、解像度 1600×1200ドットで使うパソコン2台はこれまでどおりの切替器 JS-102 を使い(これは映像品質、動作ともに問題なし)、新しく買った ProConnect 4-Station CPU Switch は別のディスプレイで3台のパソコンの切換用に使うことにしました。ProConnect 4-Station CPU Switch で使うディスプレイは15インチ液晶ディスプレイで、解像度は1024×768ドットまでしか使わないから映像の劣化もそれほど気になりません。ついでにいえば、3台のうちの2台は Linux が動いているサーバですから、画面はキャラクタベースのコンソールだけです。

***

 テレビ録画用パソコンに、SmartVision と ALL-IN-WONDER 128 と、テレビチューナ機能を持つカードが2つも装備されていてもしようがないので、ビデオカードは Matrox G400 DualHead に変えました。ついでに、メモリも 128Mバイト追加して 256Mバイトにしておきました。

 G400 DualHead は2台のディスプレイが同時に使え、ビデオ出力も可能です。DVD等のビデオ再生画面だけをビデオ出力することも可能なんで、これでこれがなかなか便利です。パソコンのデスクトップはパソコン用ディスプレイに映し、動画映像だけをビデオモニタ(テレビ)に出力するというのが、一番理にかなっているように思います。

 このテレビ録画用パソコンは24時間稼動させておくつもりですが、テレビ番組表のアプリがときどき死ぬことがあります。ほんで、1日1回自動的にリブートすることに設定しましたが(自動シャットダウン/リブートを行うフリーソフトは色々とあるようですが、シンプルなのがなかなかないので自分で作りました)、昨日は再起動の途中で飛んでいました…。

【参考資料】

Linksys (usa)

http://www.linksys.com/

Linksys (japan)

http://www.linksys.co.jp/

 ProConnect CPU Switch

http://www.linksys.co.jp/products/SVIEW.htm

最近見たパソコン雑誌/書籍




2000.03.25  テレビ録画用パソコンの組み立て (2)

 昨日( 関連記事)、組み立てたテレビ録画用のパソコンですが、使っているうちに色々とわかってきました。

 ビデオカード+TVチューナー+ビデヤキャプチャとして ATIALL-IN-WONDER 128 を使ってみましたが、音声出力がモノラルになってしまいます。とか、思っていたらこれはこっちで用意したケーブルのせいでした。しかし、マニュアルには日本語版のTVプレーヤはステレオは利用できないような記述があるので、何らかの制限はあるようです。

 どっちにしろ ALL-IN-WONDER 128 だと録画予約の指定が面倒なんで、番組表から簡単に指定できる NECSmartVision を使うことにしました。
 ALL-IN-WONDER 128SmartVision を同時に取り付けてちゃんと動くか不安だったのですが大丈夫のようです。
 テレビ録画は SmartVision が担当し、ALL-IN-WONDER 128 は単なるビデオカードになってしまいました。まぁ、ALL-IN-WONDER 128 はパソコンの画面をテレビモニタに出力できるのて、その機能だけは便利に使えそうです。それなら別のビデオカードを買ったほうがよかったのですけど…。

【参考資料】

ATI Technologies Inc.

http://www.atitech.com/

 ALL-IN-WONDER 128 (usa)

http://www.atitech.com/na/pages/products/pc/aiw_128/

 ALL-IN-WONDER 128 (japan)

http://www.atitech.com/jp/pages/products/pc/aiw_128/index.html

NEC

http://www.nec.co.jp/

 高機能テレビボード SmartVision

http://www.psinfo.nec.co.jp/inet/bitcast/

最近見たパソコン雑誌/書籍




2000.03.24  テレビ録画用パソコンの組み立て

 先日( 関連記事)からの作業の続きでテレビ録画用のパソコンを組み立てました。

 マザーボードは AOpen の AX6BC Type R 、CPU は Celeron 366MHz、その他パーツも手持ちのものをかき集めて立派に組みあがりました。
 しかし、ビデオカードがPCIバス用の Voodoo Banshee しか余っていませんでした。Voodoo Banshee だと問題があるわけではないのですが、せっかくの AGP スロットが余るのはもったいないと思い、適当なAGP用ビデオカードを調達してくることにしました。

 ビデオカードは高性能である必要はないので、最初は適当な安いものを探していました。しかし、どうせ交換するならと考え出したら、TVチューナー&ビデオキャプチャ機能がついたビデオカードのほうが便利なんではないと思い始めました。

 それで結局、ATIALL-IN-WONDER 128 (AGP 32M) を買ってしまいました。加えて、録画用のハードディスクとして Maxtor の 40.9Gバイト/5400rpm/IDEハードディスク DiamondMax 40 (model 94098U8) も買っておきました。
 とりあえず、セットアップは完了して無事に動作しています。ただし、肝心のテレビ録画についてはまだ試していません。
 ALL-IN-WONDER 128 は色々な機能があり、ソフトも色々とバンドルされているようですが、今のところ何も試していません。

 テレビ録画は CPU パワーさえあれば MPEG2 でもいけるようですが、ソースが地上波のテレビ放送ですから、今のところ MPEG1 で十分です。MPEG1 でちょこっとだけキャプチャしてみましたが、特に問題はなさそうです。
 しかし、テレビ番組の予約は番組表から指定できる SmartVision と比較すると面倒です。予約録画はできるのですが、時刻、チャンネル等すべて手動で指定する必要があります。あほたれなのは、録画終了は開始時刻から何分後という指定になるので、中途半端な時間からはじまって、中途半端に終わる番組だと(自分で)何分録画するか計算しなければなりません。
 ALL-IN-WONDER 128 の予約録画は使い勝手のあんまようないですけど、パソコンを使いながらテレビをみるような用途だとよく出来ています。デスクトップの片隅のウィンドウを表示させておいてもいいし、デスクトップの背景(壁紙)にテレビ画面を移すこともできます。
 あと、ビデオ出力があるのでテレビモニタで画面が見れるのもけっこういいです。このマシンはリビングに設置したのですが、38インチのテレビに出力して使っています。パソコンの画面が解像度 800×600ドットまでならパソコンの画面をそのまま出力できるのですが、さすがに文字を見るのはちょいと辛いです。

 テレビ録画だけなら SmartVision のほうが簡単でよさそうなんですが、せっかくセットアップしたことだし、しばらく ALL-IN-WONDER 128 も使ってみようかと思います。

 組み立てたパソコンはホストネームは ARNHEM と命名しました。この名前は以前は別のパソコンで使っていましたが、パーツ取り解体されて復旧の見込みもないので名前だけ引き継ぐことになりました。

マザーボード AOpen AX6BC Type R
CPU Intel Celeron 366MHz (PPGA)
RAM SDRAM 128Mバイト
ハードディスク IDE 8.4G + 40.9G
CD-ROM Acer CD-640A (ATAPI接続、40倍速)
ビデオ ATI ALL-IN-WONDER 128 (AGP 32M)
サウンド Labway Xwave 6000
SCSI I・O DATA SC-UPCI
ネットワーク INTEL EtherExpress PRO/100+

【参考資料】

ATI Technologies Inc.

http://www.atitech.com/

 ALL-IN-WONDER 128 (usa)

http://www.atitech.com/na/pages/products/pc/aiw_128/

 ALL-IN-WONDER 128 (japan)

http://www.atitech.com/jp/pages/products/pc/aiw_128/index.html

Maxtor

http://www.maxtor.com/diamondmax/40.html

最近見たパソコン雑誌/書籍




2000.03.21  Pentium Pro 200MHzマシン復活

 先日、ファイルサーバ機をリプレースしたとき Pentium Pro 200MHzマシン(draken)は引退させたわけですが、一週間も経たずに復活してしまいました。

 NEC の TVチューナ付ビデオキャプチャカード SmartVision ( 関連記事)は細部に不満はあるもののそれなりに使えるのでTV録画予約専用のマシンを作ろうと考えたわけです。今、SmartVision をセットアップして使っているマシンは、実験用のパソコンなんで TV録画のために常用するのは別のマシンにしたいのです。
 で、そのマシンに Pentium Pro マシンをと考えたのですが、SmartVision の動作環境は、『Pentium 166MHz以上、MPEG1録画を行う場合は Pentium II 233MHz以上、もしくはCeleron 300AMHz以上が必要』、ということですからパワーが足りません。

 Celeron 300AMHz クラスの CPUなら余っているのでマザーボードさえあればいけるけど、これ以上ハードウェアに投資するの避けたい(今月はちょっと使いすぎた)。とか思っていましたが、うちには Celeron 300A で動いている Linux マシンが一台(venom)あったのでした。この Linuxマシンは(OCNエコノミー以外の)インターネット接続用ゲートウェイ、およびOCNエコノミー用サーバーのサブ&バックアップとして稼動しています。こいつをTV録画マシンにして、Linuxは Pentium Pro マシンで動かせばいいわけです。
 というわけで急遽、Pentium Pro マシンを Linux サーバー機として再構築することになったのでした。

 さっそく Pentium Proマシンをセットアップしてチェックしていたら、ケースの電源ファンが死んでいてまわっていないことに気がつきました。しようがないから、電源は先に引退していた別のLinuxマシンのものをひっぬいて流用しました。
 あとはCD-ROMドライブをナカミチのATAPI4倍速4連装ドライブ MJ-4.4 に交換し、SCSIカードは Adaptec AHA-1520 を付けておきました。SCSIはDDSドライブ(DAT)用です。
 電源ファンのトラブルは予想外でしたが、それ以外は当初の予定通り作業は終了し順調に稼動しています。
 これで Pentium Pro 200MHzマシンは24時間稼動のサーバー機として復活したのでした。ちなみに OCNエコノミー用サーバーとしてLinuxマシンもCPUは Pentium Pro 150MHzだったりします。

 明日は、Celeron 300A マシンをTV録画用パソコンとして再構築する予定です。今は録画予約中たからいじれないのね。

【参考資料】

INTEL

http://www.intel.com/

最近見たパソコン雑誌/書籍
 
 工学社の月刊I/Oですが、先週の(3/18)発売日に見かけないから変だなと思ってましたが、リニューアルしてちゃんと出ていました。
 こりゃ気がつかないはずだわ。こんなに変わっていたとは…。
 左がリニューアル前の3月号で、右が4月号です。

I/O 2000-04 (工学社




2000.03.18  FC-PGA Pentium III 600EMHz ×2 到着

 数日前、インターネット上の通販で INTEL の Pentium III 600EMHz (FSB 100MHz, L2 256KB, FC-PGA)リテールパッケージが安く出ていたので2個、注文してしまいました。
 
 それが今日届いたわけですが、予め調達しておいた ABIT の Socket 370 → Slot 1 変換アダプタ SlotKET!!! FC-370 を使って、マザーボード Tekram P6B40D-A5 に取り付けてみました。Pentium III を2個買ったということはデュアル CPU として使うつもりです。
 P6B40D-A5 の BIOS も予め最新の v1.07 に 上げておきました。このバージョンは Pentium III Coppermine に対応しているようです。

 それでまぁ、あっさりと動きました。
 しかし、BIOSセットアップ や Motherboard Monitor を見ていると、CPU のコア電圧が 1.41v しかないのに気がつきました。Pentium III 600E のコア電圧は 1.65v のはずなんですが、オートに任せておくと 1.4v になってしまうようです。
 数時間はそのまま使ってみたのですが、そのうちいってしまいました。電圧が低いと CPU 温度はあまり上がらないので、その点ではよかったのですが…。
 
 変換アダプタのジャンパスイッチでコア電圧の設定を変えてみましたが、本来の 1.65v に設定してもモニタ上は 1.41v になってしまうようです。どうも、設定より 0.2v 低く出てしまうようで、1.85v に設定すると、1.66v になりました。
 この設定だと CPU 温度もそれなりに上がって(40〜44℃)、今のところは順調に動いています。

 これで本来は保証されていない Celeron のデュアル環境から(とりあえず1台は)脱出できたのですが、Soket 370(FC-PGA) Pentium III もデュアルCPUには対応していなかったりします。ただ、変換アダプタの組み合わせによっては、デュアルCPU でも動作するだけで、保証外の使い方にはかわりないのでした。

【参考資料】

INTEL

http://www.intel.com/

ABIT

http://www.abit.com.tw/

 SlotKET!!! FC-370

http://www.abit.com.tw/japanese/product/slotket.htm

Tekram

http://www.tekram.com/

 Drivers & Software - P6B40D-A5

http://www.tekram.com/updates.asp?Product=P6B40D-A5

最近見たパソコン雑誌/書籍

UNIX MAGAZINE 2000-04 (アスキー

TRY! PC 2000-04 (CQ出版社

Software Design 2000-04 (技術評論社

C MAGAZINE 2000-04 (ソフトバンク

月刊アスキー 2000-04 (アスキー




2000.03.17  ATA/66 IDEコントローラカード PROMISE Ultra66 購入

 
 PROMISE TECHNOLOGY の Ultra ATA/66 インターフェースカード Ultra66 を買ってみました。

 ATA/66 ハードディスクは既に何台もあるけど、これまでうちには ATA/66インターフェースが使えるパソコンはなかったのでした。
 先日リプレースしたばかりのファイルサーバー(draken II)に取り付けましたが、ちゃんと動いているようです。いまのとこうちにあるハードディスクの性能は ATA/33 の範囲内に収まっているので、ATA/66 したからって速度はかわりません。元々、IDEハードディスクを接続できるインターフェースを増やすのが目的でしたから、ATA/66のパフォーマンスはどうでもいいのです。

 SCSIハードディスクは値段が下がることはなさそうなんで、今のうちにIDEハードディスクに移行してしまおうと思いまして。SCSIだと外付けで台数を増やせるのがよかったのですが、フルタワーケースにかえて10台くらいはハードディスクを内蔵できるようになりました(そんなには接続しないと思いますが)。しかし、そのままだと IDE ハードディスクは4台までしか接続できないので、追加のインターフェースカードを買ってきたわけです。

***

 リプレースしたファイルサーバ(draken II)は今のところ順調に動いています。
 ネットワークカードの 3Com 3C905B-TX が動作しなくなったので、INTEL PRO/100+ に交換したことは書いたと思いますが( 関連記事)、どうもパフォーマンスは 3C905B-TX のほうがよさそうです。
 んで、もう一回ネットワークカードを 3C905B-TX に戻したのですが、最新のドライバをダウンロードして試したら、あっさり動いてしまいました。今までは日本語化されたドライバ(EtherDisk 3.01 for the 3C90X NIC Family)を使っていたのですが、英語版はもっと新しいドライバ(EtherCD v5.1 for the 3C90X Adapter Family)があったみたいです。

 Winodws NT Server で使っていたウィルス検出ソフト Norton AntiVirus 2.0 ですが、昨年12月一杯でサポートが打ち切られたみたいで、ウィルス定義ファイルのアップデートもできなくなってしまいました。

【参考資料】

PROMISE TECHNOLOGY, INC.

http://www.promise.com/

 Ultra66

http://www.promise.com/Products/idecards/u66.htm

最近見たパソコン雑誌/書籍




2000.03.16  Panasonic SuperDisk(LS-120)ドライブ LKM-F934 購入

 そいえば書くのを忘れていたのですが、昨日( 関連記事)は Panasonic の SuperDiskドライブ LKM-F934 も買っていたのでした。
 
 SuperDisk は LS-120 ともいいますが、120Mバイトの容量を持つフロッピィディスクドライブです。従来の1.44Mフロッピィディスクドライブの読み書きもできるように、下位互換性もあります。
 2年前にもノートパソコン用に SuperDiskドライブを買っているのですが( 関連記事)、読み書きの速度が遅くて遅くてほとんど使っていませんでした。
 これを何で今になって買ったというと、最近のマザーボードであればSuperDiskドライブからブートでき、2倍速データ転送が可能なドライブならけっこう速いという点に引かれたからです。
 ハードディスクのバックアップや複写、OSの新規インストールを行うのにハードディスクからはブートできない作業がけっこうあります。そのためフロッピィディスクからシステムをブートすることもあるわけですが、フロッピィディスクは容量が1.44Mバイトしかないしアクセスも遅いので MS-DOS を起動するだけでもかなり待たされます。
 SuperDiskドライブなら 120Mバイトと容量も十分だし、2倍速ドライブならアクセスも速いし、最近のマザーボードならたいていブートもできるので、ちょうどよかったわけです。

 今回購入したのは Panasonic の LKM-F934 という型番のドライブでバルクですが、maxell の LS-120ディスクも1枚ついてきました。以前、購入した SuperDiskドライブにも LS-120ディスクが1枚ついてきたので、これで2枚になりました。普通に購入すると LS-120ディスクは1枚 850〜1,000円くらいするようですが、これ以上ディスクが増えることはないでしょう。
 ドライブはちょいと高級な3.5インチフロッピィディスクドライブといった感じです。 イジェクトはMO等と同じくソフトウェア制御です。なんか SuperDiskドライブはフロッピィディスクというより3.5インチMOみたいです。いや、3.5MOドライブがフロッピィディスクみたいなのか…。ま、どうでもいいことですが。

 さっそくCD-R書き込み用マシン(wiluna)に取り付けてましたが、ちゃんと動作しているようです。元の3.5インチフロッピィディスクドライブは取り外して替わりにSuperDiskドライブをとりつけました。最初、SuperDiskドライブがBドライブになってしまいましたが、BIOSセットアップで通常のフロッピィディスクドライブを無効しておくと、ちゃんとAドライブになりました。

 気になるのはパフォーマンスですが、以前購入した標準速SuperDiskドライブは、実測でリード/イト共に 200Kバイト秒くらいの速度でした。2倍速SuperDiskドライブだとリード 800Kバイト/秒、ライト 400Kバイト/秒と本当に2倍程度速くなっているようです。
 2倍速SuperDiskドライブはディスク回転数が 720rpm → 1440rpm と2倍になっています。したがって、1.44Mフロッピィディスクも2倍速でアクセスでき、普通のフロッピィディスクよりもけっこう速くて快適です。
 SuperDisk からのMS-DOS(Windows 98 MS-DOSコマンドモード)のブートも問題なし。 主要なOS(Windows 95/98/NT/2000)なら、特にドライバなど組み込まなくても普通に使えます(Windows NT 4.0はSP4移行で対応しているようです)。


< LKM-F934主な仕様 >

インターフェースIDE/ATAPI
記録密度33.6k FCI
最大データ転送速度1360KBytes/sec
平均シークタイム65msec Typ.
ハードエラーレート10-12以下
ディスク回転数1440rpm(従来モデル720rpm)
電源DC+5V±5%
使用環境5〜45℃ / 20〜80%(結露なきこと)
外形寸法W×H×D(mm)101.6×25.4×150.0

【参考資料】

National/Panasonic japan

http://www.panasonic.co.jp/

 「スーパーディスクドライブ LKM‐F934」ニュースリリース

http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn981203-1/jn981203-1.html

最近見たパソコン雑誌/書籍

DOS/V magazine 2000-4/1 (ソフトバンク・パブリッシング




2000.03.15  ファイルサーバ機リプレース、64MバイトCF購入

 先日( 関連記事)もちょこっと書きましたが Windows NT Server マシン(draken)をリプレースすることにしました。
 ATフォームファクタにはもう先がないということでケースとマザーボードも換えました。
 
 マザーボードは GIGABYTEGA-6BXD で、440BX Dual Processor タイブです。
 
 ケースはとあるショップでケースを物色していて、一度は決めたモノがあったのですが、いつまでたってもレジが空きません。しようがないから後でこようと他をまわっていたら、たまたま寄ったショップに現品処分のフルタワーケースが安く出ていて、そっちを買ってしまいました(レジも空いていたし)。
   買ったのは FU TUNG METAL CO.FTC-821ATX というフルタワーケースで、電源300W、サイズ 190×620×425、5インチベイ×5、3.5インチベイ×4、3.5インチ内部×2という仕様です。店頭展示品だったらしく前面のフタの留め具がいかれてましたが、その程度ならまったく気にしないのでOKです。
 フルタワーケースは場所は取るけど、ケース内部は空間的に余裕があって、ミドルタワー以下のケースよりも扱いやすいみたい。

 あとはメモリだけ新しく調達してきましたが、とりあえずは組み立てて動いたようです。

 OS は再インストールするのは面倒だからハードディスクをそのまま交換しただけですが、ちゃんと起動して使えています。ただし、Windows NT Server で 3Comのネットワークカードが何故か使えません。ネットワークカードは認識しているようですが、動作してくれないようです。
 そういえば以前もマザーボードを交換したら、同じ症状でネットワークカードが動かなくなることがありました。どうも、Windows NT はPCIバスの位置が変わると、同じネットワークカードでも違うものとして扱うようです。しかも、ドライバをいったん削除しても、また同じ症状で使えないものがあるようです(どこかに以前の設定を覚えているのかな)。
 しようがなく別のネットワークカードとして IntelPRO/100+ を調達してきましたが、これはちゃんと動きました。PRO/100+ も装着するPCIスロットの位置を変えると使えなくなりましたが、これはいったんドライバを削除して再起動、その後再びドライバを組み込むと動作しました。

 でも、とにかくWindows NT Serverマシンのリプレースは完了しました。
 そうそう、CPU は Celeron 400MHzのデュアルで、メモリは 256Mバイト搭載しています。まだ Windows NT のカーネルがシングル用のままだから、マルチプロセッサ対応のカーネルら入れ替えないと。リソースキットにマルチプロセッサ対応カーネルに変更するツールが収録されていましたが、再インストールのほうが確実かな。あとで、ダメ元でやってみよう。

***

 ファイルサーバが新しくなったのでこれまで使っていた Pentium Pro マシンは引退かな。パーツを足せばまだ動くから、予備機としては置いておくつもりですけど。
 マザーボードは ASUSTeK の P/I-P6NP5 、CPU は Pentium Pro 200MHzでしたけど、自分で組み立てたマシンの中ではこれまででもっとも安定したハードウェアでした。OS とか 拡張カードの類のトラブルはありましたが、1997年に購入して最初の2年間は主力デスクトップ機として、後の1年はファイルサーバーとして24時間電源いれて使い続けて、ハード的なトラブルは皆無でした。

***

 先日購入( 関連記事)した Canon のデジタルカメラ PowerShot S20用に 64Mバイトのコンパクトフラッシュ(SanDisk SDCFB-64-144)を買ってきました。マイクロドライブはやっぱ高いので、とりあえず見送りました。

【参考資料】

GIGABYTE

http://www.giga-byte.com/

 GA-6BXD

http://www.gigabyte.co.jp/japan-web/products/ga6bxd.htm

FU TUNG METAL CO.

http://www.futung.com.tw/

最近見たパソコン雑誌/書籍




2000.03.13  Canon 334万画素デジタルカメラ PowerShot S20購入

 Canon の334万画素デジタルカメラ PowerShot S20 を買ってしまいました。

 1/1.8インチ334万画素CCDを搭載し、光学2倍ズームレンズを持ちながら厚み33.8mm、重さ約270gというコンパクトなボディを実現しています。これだけの画素があっても、シャッターインターバル(光学ファインダー使用時)は 約2.2秒とレスポンスもいいようです。
 実際、軽くてコンパクでいいです。胸ポケットに入れるにはきびしいけど、上着のポケットに行けとぶんには大丈夫そうです。

 デジカメ本体といっしょに、と、電源キットDK110 も買っておきました。
 パソコンとの接続キットは別売になってまして、そのパソコン接続キットAK310 も買っておきました。USB用とシリアル用の接続ケーブルと、ドライバや画像編集ソフト等が収録されています。
 バッテリは 2CR5 というカメラ用のリチウム電池を使い、これが 1,000円くらいします。これで、撮影画像は液晶オフ/オンで 約65/約400、再生時間 約80分といったところのようです。ちょいとコストパフォーマンスが悪いので、電源キットDK100も買っておきました。電源キットには充電可能なバッテリパックNB-5H、DCカプラDR-100A、ACアダプタCA-PS100 から構成されています。バッテリパックNB-5Hなら繰り返し充電して使えるし、DCカプラとACアダプタがあればAC電源で使えるので、室内で使うときにバッテリの消耗がないので役立ちます。ちなみに、バッテリパックNB-5Hだと、撮影画像は液晶オフ/オンで 約55/約230、再生時間 約50分となっています。

 記録メディアはコンパクトフラッシュで16Mバイトのものが添付されていましたが、いずれもうちっと容量のでかいのを調達してこようと思います。容量340MバイトのIBM製マイクロドライブも使えるようですが、ち〜と高いので手を出していいものかどうか悩んでいます。

***

 Windows NT Serverマシン(draken)の調子が悪いようで、イベントログを見るとIDEハードディスクのアクセスで、「デバイス〇〇〇タイムアウト期間内に応答しませんでした。 」つーエラーがバカスカ出ています。今のところ実害はないのですが、原因不明なんで気持ち悪い。
 このハードディスクは Windows NT の起動でもみょ〜な現象で問題が起こっているし( 関連記事)、マシンごと換えてしまう予定です。
 CPU は Celeronが何個も余っているしマザーボードを交換しようと思いましたが、ケースが AT仕様だったりします。さすがに AT仕様は先がないし、これ以上AT仕様マシンを増やしても後々処分に困りそうなんで、ATX にリプレースすることにしました。
 そんなわけで、ケースやマザーボードを物色していたりします。

 ついでに、先月買った NEC のTVチューナー付ビデオキャプチャカード SmartVision について、こちら( 関連記事)にちょこっと追記しています。

【参考資料】

Cannon

http://www.canon.co.jp/

 Canon -- PowerShot S20

http://www.canon.co.jp/Imaging/PSS20/PSS20-j.html

 キヤノン販売 -- PowerShot S20

http://www.canon-sales.co.jp/Product/digicam/ps-s20/ps-s20.html

 IBM マイクロドライブ

http://www.ibm.co.jp/oemj/storage/product/mdv96/mdv96a.html

 IBM microdrive

http://www.jp.ibm.com/pc/option/mcdrv96/opmd96a.html

最近見たパソコン雑誌/書籍



bar
[→PREV][→NEXT]
[←BACK][↑HOME]
PAGE HIT: 00029901  外部へのリンクはページ制作時のものです(後日、修正する場合もあります)。URL が変更されたりページが削除された場合はリンクが切れている可能性がありますがご了承ください。